僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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見合
「お見合い」ではなく「見せ合い」の話。


少し2人の歴史を振り返って、
「付き合い始めよりも随分減ったな」
と独り物思いに耽っていた。
セックスの頻度の話。

もっと遡れば多分、付き合う前の頃が
一番やってたんじゃないかと思う。
複雑な気持ちを抱えながらのセフレ時代、
とでも呼べばいいのか。
今となってはあの頃の鬱屈も笑い話。

このままどんどん減っていっても
それが2人の自然なら
僕は構わないと思っている。
あちらがどう思っているかは知らない。

その代わり、回数が減った反動で
1回の濃度が増しているように思う。
これは多分、あちらの意向。

そういう楽しみ方もあるだろうと
僕は流れに乗っかっているだけで、
自分の基盤が意外と淡白なのだと
改めて認識出来るようになった。

濃厚なHも嫌いじゃないから
付き合うことも出来るし
回数も少ないから全然問題は無い。
この濃度で頻繁に、はちょっと無理だ。

しかしこれはいかがなものだろうか。

「1人でやってるとこ見せて。」
「えっ?」

驚きはしたものの、彼の性格を考えれば
いつかはそういう要求も来るのではないかと
付き合い始めの頃から予想はしていた。
あぁ、ついにこの日が来たか。

「嫌だ、断る。」

当然僕は断った。
でもどうせ、簡単には引き下がらないだろう。
それくらいはわかってる。

だからこの後のやりとりも、ほぼ想定内。
そして最終的に僕が断りきれなくなるか、
彼が臍を曲げてしまうかの流れも読める。
結局2択かよ。さて、どうしようか。

僕の拒否は彼も読めているはずなので
最早茶番としか言い様の無い
押し問答が続く。
結果、この日は僕が折れる形になった。

しかし気が進まない。
一向に進まない、全く進まない。
相手がこんな嫌々ムード全開で
君は楽しいのかい?興奮するのかい?

「楽しくねぇよ、もうちょっとノってよ。」
「いや、もうこっち萎えてんだけど。」

「今更カマトトぶるなよ。」

今まで散々、ありとあらゆる醜態痴態を
乗り越えてきてるのだから
彼の指摘は的を射ている。

まぁ、そうなんですけどね、
自分でもわかってますよ。
これまでもっと凄いことやってきただろ、と。
何今更これくらいで萎えてんのと。

でもねー、でもさー、うーん、
これだけはどうしてもダメなんだよ。
その扉だけは開けないんだよ。

こう見えて意外と、タブーが多いんです。
誰でもあるだろうと主張したいけど
彼は性的趣向のタブーが殆ど無いという
自由奔放な上に好奇心旺盛な
数少ない人間なので、この主張での説得は不可。

「なんで俺だけ見せなきゃなんないんだよ。
 その時お前何してんだよ。」
「見ながらする。お互い見せ合いっこすんの。」

だろうな、そう言うと思った。
でも嫌だ。いくら可愛いお前の頼みでも
それだけはどうしても出来そうにない。
てか普通にセックスすりゃいいじゃん、
とツッコんでしまうのは野暮か。

本当は聞いてあげられるなら
聞いてあげたいと思ってるんだけど
何度自問自答で確認しても
僕の理性は許可を出さない。

せめて正気を失ってる時ならば
あるいはなんとかなるかもしれない、
これが僕に出来る最大限の譲歩。

僕の理性を吹き飛ばす方法は、
君に任せる。何でもいいよ。
それが出来たらいいですよ、と
譲歩案を提示した。これで勘弁して。

僕の理性を吹き飛ばす方法を
彼はあれこれ考えた。
とりあえず、手っ取り早いのは酒だと
その足ですぐさまテキーラを買ってきた。
度数が強けりゃ何でもいいです。

バーテンダーのクセに
相変わらず酒に強くない僕なら
僅かな量でもすぐに酔えるだろうけど、
それで使い物になればいいけど。

ショットグラスなんて気の利いたものは
家に無いので、酒瓶のキャップに注いで
一口、二口、三口、と流し込む。
焼けるような熱さを舌の根に感じて
酔いが回るのをベッドで寝そべって待つ。

胃から火照りが湧き上がるの感じて
ベッドから上半身だけを起こした。
頭の中がぐらり揺れた。
もう大丈夫だ、僕は完璧に酔っている。

「どう?」
「うん、酔ってる。」

酔いで反応が鈍った僕の頬を
両手で抑えて舌を捩じ込むキスをする。
舌の感触を味わうことも久し振りだったので
柔らかさと滑りに最初だけ戸惑って、
すぐに慣れて受け入れた。

1度唇を離して、サトルは瓶から直接
テキーラを口に含みトドメの一撃、と
言わんばかりに口移しで飲まされる。
余計に頭がぐらついたので、
この一撃は効いたのだとわかった。

2人の身体は火照っていても
部屋がまだ寒く、どちらも服が脱げない。
部屋が暖まるまで舌遊びで時間を稼ぐ。

これって普通のHじゃん、
もうこのままやっちゃえばいいのに。
まだ少し冷静さが残っていた
僕の頭が野暮なツッコミを入れる。

ムード壊すな、と叱られそうなので
口に出しては言わなかったけど。
やっぱり相当、嫌なんだろう僕は。
もう他人事のような感覚だ。

これだけ頭ぐらぐらなのにまだどうでもよくない。
それだけ自慰の披露はキツイもんがある。
自分でも不思議だけどさ、
どうしてアレがOKでコレがダメなんだと。

ついに部屋も暖まってしまい
彼から服を脱げと指示が出る。
全部か?と問えば全部だ、と言う。
全裸ですか、呆れて笑いが込み上げる。

酔いは残るものの、僕は猛烈に冷静だった。
普段の自分の段取りとは
あまりにも勝手が違い過ぎて
性欲すら戸惑っている。

性欲が戸惑うってよっぽどの違和感だぞ。
こんな状況でやわらかメンタルな僕が
どうすればその気になれるのか。
絶頂が更に遥か彼方に遠退いた気がした。

いくら手で握っても擦っても揉んでも
ちっとも覚醒しない僕の分身。
刺激を与えれば勃つなんて嘘でした。
僕はエロ漫画の主人公にはなれない。

あまりにもテンション下がると
何してもダメなんだねー
特に僕みたいな紙メンタル、
いやティッシュメンタルだと尚更ねー

そんな僕にプンスカご立腹のサトルくん。
そんな嫌そうな顔しないでよ、
僕だってわざとやってるわけじゃないよ。
もういいじゃん、普通にやろうよ。
上でも下でも好きな方選んでいいからさ。

「嫌だ、普通じゃつまらない。」

変態紳士の誕生の瞬間に立ち会ってしまったようだ。
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コメント閲覧

こんにちは!
何だかエロビの1シーンみたいですね。
嫌がるイケメンに痴態強要みたいな。
第三者的に見ていると興奮ものだけど、いざヤれと言われ、さらに雰囲気出せなんて指示されると、僕も萎えてしまいそうです。
M性開眼まで少し時間が必要そう。

>「嫌だ、普通じゃつまらない。」

サトルさんは着実にtoyoさんを調教していますね。
次にどんな挑戦をしたがるのか興味津々です。
新しい世界への“旅”を楽しんで下さいね!
【2012/04/10 11:22】 URL | タウリ #CofySn7Q [ 編集]

>タウリさん
タウリさんこんにちは。
エロビの冒頭10分くらいですかねー
5分以上のインタビューとかマジいらないと思います。
さわやかスリ筋ノンケボーイがうんたらかんたら
みーたーいーなー
僕もM属性寄りなのですが
見られるプレイと言葉責めは苦手みたいですね。
冷静になっちゃうから。
【2012/04/15 10:46】 URL | toyo #- [ 編集]

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