僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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油断
油断大敵。
僕も彼もネコが好き。
これは生きた猫の話ではなくHの話。
でもタチも嫌いじゃないから
お互い何となくその時の雰囲気や流れで
役割を担い全うする。

その日は僕がネコ役だった。
僕ら風に言うと「下」だ。
位置のそのまま、正常位の下側だった。

大概の男なら教わらなくとも
自然に出来てしまえそうなタチと違い、
ネコには少しコツがいる、と僕は思ってる。

簡単に言えば挿れられる時に身体の力を抜くこと。
達人並に拡張しまくってあれば
そんなコツも必要無いのかもしれないが、
僕も彼も今の所はそこまでする気は無い。

挿れてからもコツがある。
自然に快感を得られるわけでなく
自分で自分の意識を快楽方面に誘導させるような、
精神的なコツもあると思う。
要は気持ち良いと思い込む感じだ。

ネコは何度もやってるし、何より好きだし、
今日も楽勝なんだぜふっふーん♪
と油断しきっていた僕は
とんでもないミスを犯してしまった。

たっぷりと滑りを湛えた仮の入口に
硬い逸物を宛がわれ
いざ挿入、というその時。

!!!!!

全身に衝撃が走った。特に背筋。
何、何だこれ、この感覚、痛みか?
予想外の衝撃に痛覚がバカになったらしい、
その代わり本能が「これは危険だ」と
脳内に警報を響かせる。

「どうしたの?」

身動き出来ず固まる僕に、彼が気付いた。
衝撃を受けた時から上手く声が出せなかった。
目の前に火花が散って、視界が真っ白になって、
小さな呻き声すら出せなかった僕に
質問に答えられるような余裕は無かった。

何か答えなきゃ、とほんの少し焦っただけで
今度は呼吸が難しくなった。
はーっ、はーっ、あれ、おかしいな止まらない。
動悸が激しい、息切れが酷い、すぐにわかった。
これは過呼吸だ。

ということは、僕は今、極度の緊張状態の中にあるのか。
これも何度も経験しているからわかる。
長引けば後に貧血にもなるはずだ、失神しないように
今の内から意識を繋ぎ止める準備を、己の中で始めよう。

「どうしたの?顔真っ青だよ!」

さっきより幾分緊張感が増した彼の声が聞こえる。
そうか、もう青いのか、いよいよ貧血くるな。
こんなんじゃサトルも心配するよなぁ、てかビビるよね。

ごめん、ちょっと待ってね。
なるべく短い単語で的確に現状を伝えた方がいいな、
どう言おう、実は僕もまだ、現状把握が充分じゃない。
落ち着け、落ち着け、すーはーすーはー

やっぱり「痛い」が妥当か?
現時点でサトルが僕に刺さったままだけど
動きがぴたっと止まっているので痛みは無い。
でも恐らく、動いたら痛いはず。そんな気がする。

「痛い。」

「うそ、どこ?ケツ?」
「うん。」

「抜く?」

うん、と言おうとして呑み込んだ。
一方彼は僕の返事を待つより早く、
僕の身を案じていち早く対処しようとしていた。

「待て待て待て待て!ダメ!まだダメ!」

僕の必死さに気圧されて、彼の動きがまた止まる。
ここで漸く互いの視線が絡んだ。
彼はパニック寸前でもなんとか踏み止まっているような
それでいて不思議そうな表情を浮かべていた。
対する僕はとっくにパニックを起こして一周回って冷静な状態だ。

「え、じゃあどうするの?てかどうしたの?」
「そーっと抜いて!そーっと抜いて!」

人って必死になると大事なことを2回言うんだな。
僕に言われた通りにしようと、彼が身構える。
僕も彼に呼吸を合わせ、タイミングを計る。
落ち着け、落ち着け、もうあんな衝撃は来ない。

一旦Hを中断し、2人裸で横たわる。
僕を心配そうに見つめる彼の眼差しに心が痛む。
大丈夫、横になってれば貧血もこれ以上酷くならないし
呼吸もいずれ落ち着くし、そしたら顔色も戻るはずだから。
説明してやりたいけど、そんな声は出ない。

「どうしよう、何したらいい?何して欲しい?」

僕は無言で彼の目の前に掌を差し出し
小さな声で「揉んで」と頼んだ。
あまりに小さ過ぎて口唇が動いた程度にしか
彼には伝わらなかったみたいで、
「マッサージ?」と聞き返され、無言で頷いた。

これは僕が昔から行っている、貧血に陥った時の対処法。
医学的に効果があるのかどうかは知らないし
誰かに教わったことでもない。
子供の頃に何となく思いついて何となくやってみて
以降、貧血時のおまじないとして定着していた。

掌と指先を力強く丹念にマッサージしてもらい、
指先まで血が通い熱が戻った気がした。
まだ頭はくらくらするけどそろそろ喋れそうな気もした。
呼吸も大分落ち着いている。

「あー、危ねぇ、ヤバかった。」
「何?どうしたの?」

いよいよ説明する時になり、僕は困った。
どう説明すればいいんだろうか、この状況。
僕はもうわかってるんだけど、
人の身体の感覚なんて千差万別じゃないか。

果たして僕の説明でわかってもらえるのだろうか。
こうして文章に直すにしたって、正直自信が無い。
特に経験の無い人には未知の話だろう。

挿入の時にさ、受け身は身体の力を抜くじゃん?
でも体勢的にも状況的にも全身だらーん、とはいかない。
そもそも興奮状態なわけだし。

で、これは僕だけかもしれないけど、
そもそも力を抜くことが下手なのかもしれない。
だから相手の挿入のタイミングに合わせて
ふっと力を抜くようにしてるんだけど、
このタイミングを間違えたみたいなんだ。

するとどうなるか、力を抜く反動で力が篭ってる状態だよね。
その時に思いっ切りずぶっとされちゃって、
内部が引き攣れるような引き裂かれるような?
そんな衝撃があって、それにビックリしちゃった、みたいな。

あまりの痛さにもう痛いとは思ってなかったんじゃないかな、
とにかく普通の痛覚とは全然違う感覚だった。
でも多分、あれは痛みに属するもんだと思う。
何故かわからないけど一瞬死ぬ!と思ったの。
こんな説明でわかってもらえる?

「あぁ、何となくわかる、かも。」

これさ、最初の頃っつーかネコ覚えたての頃?
たまにあったんだよ、まだ上手く出来なくて。
でもここまで酷いのっていうか、強い衝撃は今日が初めて。
動悸息切れ眩暈脂汗震えと体調不良のフルハウス。
慣れたと思って油断したらこのザマだよ。

だから最近、ちょっとネコが怖くなっちゃったね!
これって軽いトラウマじゃん?いやーん☆
ネコって難しいのねー奥が深いのねー舐めてたわー
あの衝撃の正体も原因も未だによくわからないけど
本当に声すら出なくてねー「ひっ!」って感じ。

他に似たような感覚あるかなぁ、
もっと一般的なヤツで
喩えられそうな感じのことは無いものか。

ん~尻の中で爆発?


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コメント閲覧

toyoさんこんばんは。

ちょっとわかるかもー。5、6年前に似た様な経験がありましたねぇ。

僕はタチ寄りのリバなんですが、ちょっと大きい人と行為があった時に同じ様な状態に陥りました(笑)あの時は本当にセックスが原因で(しかも男同士の)死ぬかもしれないと思って、本当に焦ったものです。

油断大敵、油断禁物ですよねぇ。
【2012/07/27 00:13】 URL | 海藻 #- [ 編集]

>海藻さん
海藻さんこんばんは。
大きい人だとこうなる可能性UPすると思います。
なんでしょうね、コツというかテクニックというか…
受け入れる側の難易度上がりますよねー
とか弱気な発言してる時点で僕は
受け身が下手だと言ってるようなもんですが
敢えて否定は致しません。
【2012/07/31 05:06】 URL | toyo #- [ 編集]

はじめまして
こんばんわ

いつも読ませてもらってましたがコメントは初めてですо

わたしは看護師なんですがその症状はたぶん迷走神経反射ですよ

【2012/09/03 03:11】 URL | momo #- [ 編集]

>momoさん
momoさん初めましてこんばんは。
まさかそんな症状名まであるとは驚きました。
とても勉強になりました。
迷走してんのか…
【2012/09/04 21:06】 URL | toyo #- [ 編集]

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