僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

06 │2017/07│ 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

新記事

全記事

全タイトルを表示

月別記事

伝達
タクと話し込んだ日のこと。


一通り、タク家の家計事情と
サリちゃんの実情を話しただけで
タクは話をわかってくれた。

自分も経済面でもっと子育てに
協力しなければならないのだと
認識を改めてくれた。
とりあえず、第一段階はこれでクリアと
言ってもいいだろう。

本当は次の問題の方が厄介なのだけど
それはまた別の話だし
僕の出る幕ではないだろう。
長男のタクに、全て任せるのが最良と判断した。

メイサちゃんはかなり絶望していたけど
僕は実はそうでもなかった。
タクは本来、悪人ではない。
寧ろ僕なんかよりもよっぽど単純な善人だ。

間違いを犯したのは実情を知らなかったから、
だから実情さえ知ってもらえれば
簡単に話は進むんじゃないか、と読んでいた。
アイツも相当頑固だけど
そこまで話が通じない人間でもない。

事実、ほぼ僕の読み通りになったわけだ。
最近どうしちゃったのかな~
なんて思うこともあったけど
やっぱり根っこは昔から変わらないままで
それがわかってちょっと安心した。

全部話が済んだところで
タクが腹を括ったところで
説教ばかりじゃ味気無いかと思って
最後に僕が一言。

「お前が毎日仕事辛くて大変だってことも
 実家のことで悩んでたことも
 俺はちゃんとわかってるから。」

この当たり前のような一言の何が効いたのか、
タクがちょっと泣いた。
本当にちょっとだったけどさ、
涙2~3粒くらいか。
嗚咽は出ない程度のもんだったけど。

そりゃびっくりしましたよ。
だってコイツが泣くとこなんて
今まで見たことないもん。
多分無いんじゃないかな、うん、記憶に無い。

こっちはもう急なアクシデントに
どうしていいかわからなくなって 
えっ?えっ?えぇっ?!と
ムードをぶち壊すしかない声をあげるばかり。

「いや、なんか、今のはちょっと嬉しかった。
 ありがとう。」

目を赤く腫らしながらも
照れてる様子が丸わかりで、
顔を半分だけ手で覆っていた。
僕と目を合わせるつもりは無いらしい。

あ、そう。嬉しかったの、そりゃ良かったね。
こっちはただただビックリだよ。
泣くなら予告とかしろよ、ビビるじゃん。

そして無言で肩をポンポンを叩かれた。
これも多分、感謝の表現なのだろう。
驚きが冷め照れが沸々と存在感を示す。

何この感じ。
この照れ臭い居た堪れない感じ。
友情の再確認みたいな?
うわぁ青臭ぇ、青春ど真ん中みたいな?
どこに逃がせばいいんだよコレ。

「あぁ、そう。」

としか言えなかった。
ここで何か気の利いた一言でも
言えたら良かったものを、
無粋な僕たちは言葉どころか
揃って身動き出来なくなった。

ここで僕もホロリ~なんてねぇ、
軽く一筋キラン☆とか流しておけば
ちょっとしたワンシーンみたいじゃん。
気が利かねぇな俺の涙、空気読めよ。

そんなに、泣くほど嬉しかったのかな。
てことはそれだけ辛いの我慢してたってことだ。
そう言えば昔からそういう奴だったな、と
改めて彼と言う人間を確かめた。

本当はもう1つ言いたいことあったんだけどさ、
この後で言おうと思ってたんだけど
彼の涙でうっかり吹っ飛ばしてしまった。
そして今もまだ言えずにいる。

メイサちゃんともっと仲良くして、とか
こうすればメイサちゃんと
ちゃんと話が出来ると思うよ、とか
そういうことをね、言いたかったんだけど。

この2人はまだ何とかなると思うんだよな、
今は何かとすれ違いと衝突が多いけど、
諦めるにはまだ早いと思うんだよ。

それで問題は、メイサちゃんよりも
タクの方にあるような気がするから
いくらメイサちゃん側を整えても
タクの方が受け付けてない感じだし。

だから先にタクを少し整えて、半端でもいいから。
それからメイサちゃんにも整えてもらって、
最後にタクをしっかり整えてしまえば
2人は上手く行くと思ってさ。

要するにメイサちゃんにもっと
優しい気持ちを持って欲しいってこと。
見方を改めて、と言い換えてもいい。
彼女はお前が見えない所で
物凄い努力をしてるんだよ、本当だよ。

それをね、ちゃんと知ろうとして欲しいと。
無関心でいるのをやめて欲しいと。
そしたら彼女を見る目、少し変わると思うから。
僕に頼ってばかりの子じゃないから。

メイサちゃんはまだ、お前のこと好きだと思うよ。
TOP
コメント閲覧
タクちゃん
この若さで実家に10万も仕送りしていたなんていうだけで、善人ですよ。
今の日本には中々いないですよね。そういう若者。

メイサちゃんとのことは、本当にタクちゃんの気持ちが読めません。
何が気に入らなくて大喧嘩するのか。
喧嘩して家から出してしまったりと、実家の家族を大切にする人と同一人物とは思えません。
メイサちゃんのことをどう思っているのでしょうかね。

それとも考える余裕さえも無いのでしょうか。
とにかく稼がなくちゃならないから、我武者羅に働いて、疲れ果てて、しまっているのかな。
タクちゃんの肩にかかっている物が大き過ぎますね。
【2013/05/05 23:08】 URL | R #- [ 編集]

>Rさん
Rさんこんばんは。
仕送りは立派なもんだと思いました。
今だって毎日家族の為に身を粉にして
働いているのですから
立派なもんだと思います。

何が気に入らなくて喧嘩になるのか、
最近ですが直接聞いてみたんです。
その結果、僕は聞かなきゃ良かったと思いました。
いくら頼まれたからって
余計なことに首突っ込んじゃいけませんね。

そのうち書くと思います。
【2013/05/11 21:17】 URL | toyo #- [ 編集]

TOP

非公開コメントは受け付けておりませぬ















TOP

検索