僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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病欠1
メイサちゃんが高熱。

さぁどうする?
タクちゃんは仕事休めないって。
しかしメイサちゃんの風邪を
サリちゃんに感染すわけにもいかない。

となると答えは1つ。
僕が仕事休んでメイサちゃんもサリちゃんも
纏めて面倒看ちゃいます、エッヘン。
わーいサリちゃん独り占め!

以前は僕も休むなんて出来なかったけどさ、
今はギャルさんがいてくれるから
ちょっと電話するだけでこういうことも
出来ちゃうってね、素敵ですギャルさん。

こういう時、僕はいつも
自分が病気になったと話すことにしている。
事情を説明するのが面倒だからだ。

友人夫婦が高熱で倒れてー赤ちゃんがいてー
えっ?お前関係無いじゃん?
と言われるのがオチだから。

常識的に考えて僕が面倒を看るなんて
おかしいことはよくわかってる。
でも間違ったことはしてないと思う。
ここは嘘も方便でいいだろ。
僕はとことんサリちゃんに甘い、でもそれでいい。

このケースで仕事を休んだのは
これが3回目だ。
今年に入ってはまだ初で
ギャルさんにとっても初のこと。

メイサちゃんには1日で熱を下げてもらって
明日には必ず仕事に出ますから、と話した。
僕の皆勤手当は1人で頑張るギャルさんの
臨時ボーナスに宛ててもらおうと考えていた。

さて、どこで看病しよう。

僕の家に連れて行った方が
僕にとっては何かと都合がいいけど
メイサちゃんは動かさない方がいいかな。
病院どうする?行かない?
じゃ市販の薬と雑炊、ここ置いとくね。

サリちゃん、今日はママは駄目なの。
ママおねんねだって、優しくしてね。
静かにしようね、シーだよ、シー。
今日はお兄ちゃんがいっぱい遊んであげる!
仕事サボって天使と戯れるなんて完全ヘブン。

サリちゃんをメイサちゃんに近付けるのは
良くないよねって建前で
サリちゃんを公園に連れ出した。
良い天気だね、お散歩楽しいね、
暖かいね、お腹空いた?よし帰ろうか。

今日はこのままずっと、
僕がタク家にいた方が良さそうだ。
そうと決めたなら一応家主のタクにも
連絡した方がいいと思った。

「今日俺仕事休みにしたから。それで
 サリちゃんとメイサちゃん、お前んちで
 面倒看るからいい?」
「全然いいけど、そんなことで
 わざわざ電話してきたの?」

タクにとって、自分の家に僕がいることは
わざわざ連絡する程のことじゃないらしい。
一応僕、男なんですけどね。
彼氏いたけど彼女がいたこともあるんですけどね。

もうちょっと奥さんのこととかさー娘のこととかさー
浮気的なこととか泥棒的なこととか
何かと色々、心配したりしないもんかね?
どんだけ信用してんだ。信用し過ぎじゃないのか。
僕が悪い奴だったらどうすんの?

とりあえず今日はタクが帰るまで
タク家に居座るとして、タクが帰ったら
僕も帰ろうかな、と考えていたけど
タクからメールで「今日は泊まっていけ」って。

じゃあお言葉に甘えて、そうしようかな。
その方がちゃんと看病出来るだろうし
より長くサリちゃんと一緒にいられるし。
僕にとっても素敵な選択肢だ。

お昼ご飯をたらふく食べたサリちゃんは
お昼寝するかと思いきや、
またもやお外で遊びたいと
僕の服の袖を引っ張った。

そんな円らな瞳でお外を懇願されたら
僕が逆らえるわけがないでしょ?
何でも言うこと聞いちゃうよ。
僕は下僕に成り下がるよ。
ついでに晩飯の買い物もしちゃおうか。

サリちゃんは公園も好きだけど
スーパーも同じくらい大好き。
公園はちゃんと「こーえん」と言えるけど
スーパーは「ぷーぱー」と言う所がまた可愛い。

サリちゃんは天才なんですよ、
もう1歳10ヶ月にして
自分の好きなお菓子を把握していて
それがスーパーのどこにあるのかも
ちゃんと知っているんです。

自分の好きな食べ物片っ端から
カゴに入れていくサリちゃん。
当たり前のように買ってもらえると
信じきっているサリちゃん。
自分が手に掴んだ物は、もう自分の物。

お菓子だけで5千円も使っちゃったよね!
コンビニでもこんなに買わねぇよ!
煙草カートンで買う時くらいだよ!
でもちっちゃなお姫様は超ご機嫌、まぁいっか。

サリちゃんとメイサちゃんに晩御飯を食べさせて
いよいよ最大の難関が僕の前に立ちはだかる。
今までずっと避けてきたけど
今日ばかりは避けられそうもない。

サリちゃん、お風呂に入れなきゃ駄目だよね。
今までもシャワーはやってあげたことあるんだよ、
僕は服着たままでさ、サリちゃんだけ脱がせて
ササッと頭と身体を洗ってさ、簡単にね。

タク家のシャワー、調子悪くて
まともに使えないらしいんだ。
だから最近はいつもお風呂だって。

それなら僕が自宅にサリちゃん連れて行って
シャワーだけ浴びせるって手もあるよね、
とメイサちゃんに提案したら

「トヨ君、気にし過ぎだよ。」

だって。え~
気にしない方がおかしくないか?
だって俺他人だし、男だし、サリちゃん女の子だし。
俺がロリコンだったらどうすんの。

「そんなワケないでしょ、
 何バカなこと言ってるの。」

僕の配慮はバカなことの一言で一蹴された。
そりゃあ、そりゃあね、疾しい気持ちなんて
一欠片も無いですよ?
神でも悪魔でも仏でも誓えますよ?

でもさ、僕はいいとしてもさ、
サリちゃんが大きくなった時に
嫌だなって思ったらさ、可哀想じゃん。

「毎日オムツ取り替えてるのに何を今更。」

そうだけどさぁ、ねぇいいの?本当にいいの?
母親としておっけーなの?
後で絶対文句言わない?
文句言われても取り返しつかないよ?

「もういいからお願い、早くお風呂入れてあげて。」

若干ウンザリ気味なメイサちゃんに
背中を押されて、僕はサリちゃんと
2人でお風呂に入ることになった。
正気か、正気なのか。

いくらママがOKだとしてもさ、
パパがNGかもしれないよね。
これ大事なことだから
パパにも一応報告連絡するべきだよね。
メイサちゃんに頼まれたんですけどーってね。

「うんOK!ていうかさ、そんなことで
 いちいち電話してくんなよ。」

こちらもあっさりOKだってよ。
寧ろちょっとウンザリされたよね。
どいつもこいつも俺がおかしいみたいな
言い方しやがって、ヒドイわ。

そうだ、僕は別に入らなくてもさ、
服着たままでもいいんじゃね?
シャワーと同じ要領でさ。
それなら何も問題無いじゃん!

「おふ!おふ!はいゆ!」

サリちゃん、お風呂大好きなのね。
お湯溜めてるだけでテンションMAX!
まだ半分も溜まってないのに早くも全裸。
せっかちなのはパパ似ですかママ似ですか。

わーサリちゃんすごいねー
洗面器ちゃんと使えるんだね。
お湯を汲んで自分の身体にバシャッとかけて、
上手上手~うわぁ!

僕にも思いっきりかけてくれました。
どうやらサリちゃん、僕が服を着ていることに
つまり一緒にお風呂に入らないことに
全く納得いってない様子。そりゃもう露骨に。

わかった、わかったよ、観念したよ。
僕も入ります入ればいいんでしょ!
サリちゃん大喜びでニッコニコ。
そして入浴2時間突破。

そうか、サリちゃんにとってお風呂は
たっぷりのお湯で遊ぶ場所なのね。
一緒に遊んでくれないと意味がないのね。

ささやかな悩み。
サリちゃんと一緒にいる時にさ、
赤ちゃん言葉は使わないように
心掛けているんだ、大人全員が。

その中でも優しい言葉を選んで
話さなきゃいけないから
だからついなのか、
何故かオカマ寄りになってしまう。

男らしく幼児と接するって
どうすりゃいいんだろうか。
それともみんなこんなもんなの?
これで正解なのか。

一緒にいるところ、人に見られると
実は結構恥ずかしいと思ってる。
育児してるのが恥ずかしいんじゃなくて
赤ちゃんと喋る時の自分の言葉が
どう見てもオカマにしか見えない気がして。

気にし過ぎかなぁ、これも。
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