僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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没記2
久し振りに生まれた没になった記事、通称「没記」
没理由は記事内容と更新のタイミングが
あまりにズレまくってしまったから。
時系列は更新日から数ヶ月前と思って下さい。

再会1

束の間の再会。

帰国から1週間後にはまた海外へ。
この忙しいサイクルは最低でも1年続く。
本人は2年続くだろうと読んでいる。
僕はどっちでもいいやと思っている。

再会の直前まで、会うのが嫌だった。
何を話せばいいのかどんな顔をすればいいのか
わからなかったから。どこの綾波ですか。

最初は迎えに行く約束をしていたが
相手から「自分で帰る」との伝言があったので
僕は何も変わらない日常の中で待った。
待っていることを忘れるくらいの日常だった。

彼はドアを開けて最初に「ただいま」と言った。
彼にとって、ここは帰る家らしい。
確かにそういう約束をしたけれど。

嫌いじゃないんだ、まだ嫌いじゃない。
どちらかと言えば好きだろう、まだ好き。
懐かしさと恋しさが込み上げたのは事実だ。

なんだろうな、この複雑な拒否感。
僕は確かに彼を拒否したがっている、これも事実。
約束があるからそれは見せないようにしている。
でも聡い彼にはバレバレかもしれない。

ちょっと陽に焼けたのかな、
髪も伸びてる気がするな、少し痩せた?
僕が知ってる彼より数段ワイルドに見えた。
イケメンに拍車かけやがってクソ。

少しだけ印象が変わって、
少しだけ雰囲気も変わって、
纏う香りも少し違った。
しかし声も喋り方も仕草も表情もそのまま。

最初は気まずいと思っていた。
何話していいかわかんねぇし
なんか目合わせられないし
あぁどうしよう居た堪れなさが
ちくちくと刺さる。

なるべく以前と変わらぬように
彼が演技しているように見えた。
僕が知っている自分を、
引き出しの奥から引っ張り出して
見せているような感じ。

彼はどんな風に変わったのかな、
寧ろそっちの方が興味あったかも。
折角ならね、どうせなら。
でもその姿を見せるつもりは無いのか。
それとも僕の、考え過ぎだろうか?

ほらね、遠距離だとこうなっちゃうから。
僕は知らないことが怖いらしいから。
怖いから色んな事を先に想像して、
その中で最悪な物を選んで、
そっと心の準備をしてしまうのが良くない。

これじゃ約束を果たせない。
どうせ短期間なんだから、ちゃんとしよう。
それくらいは根性無しの僕でもちゃんとやろう。

気持ちを切り替えて外に食事に出掛けた。
時刻は夜6時、そろそろ飲食店が混む頃だ。
今日は休み、明日も休み、時間を気にしなくていい。
それなら酒が飲める所にしようか。

ここまでは何も問題無し。
問題はこの後だ。
僕が抱える気まずさの原点もここにある。
ここに集約されている、と言ってもいい。

夜だ。
夜どうするかが問題なんだ。
約束では「恋人同士のように」だったはず。
てことはつまり、そういうことですよね。

それが嫌なんだよ僕は。
嫌だなぁ、全くそんな気になれない。
しなきゃ駄目かなぁ、
約束の文言を忠実に、というのなら
しなきゃ駄目だろうな。

そりゃあ無理すれば何とかなるとは思うけど
でもそれってさぁ、無理してる時点で
もうどうかと思うじゃん。
それってどうよ?って
自分にツッコミ入れちゃうじゃん。

僕は彼が怖いんじゃない
自分の中の真実を知るのが嫌なんだ。
見たくない、己の現実なんか知りたくない。
どっちに転んでも心労になるからだ。

と思っていたら、何も無かった。

えっ、あれ?と肩透かし。
いや、期待してたつもりは無いよ、
寧ろ願いが叶ってラッキーだろ。
でもなんだ、素直に喜べないというか。

こっちが警戒してるの読まれたのかな、
聡い人だからね、あり得る。
それならそれで更に気まずい展開だけど
僕に気を使ってくれているのか
不機嫌な様子も遠慮の素振りも見せない。

このまま友情路線に変更するんだろうか。
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