僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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猛省
あの日、僕は半袖のTシャツを着ていた。

季節は変わり、コートを着てもおかしくない今、
僕は未だ激しい後悔に苛まれていた。
どうして否定しなかったんだ!と。
時が経ち少し冷静になれた今になって
1つ気付いた矛盾があった。

「タクのこと好きだったの知ってるし」

これはいい、しょうがない。
問題はこの次。

「だから俺はアイツのことずっと嫌いだった」

ちょっと待て。
言われてすぐはほんと晴天の霹靂で
頭真っ白でなんも思わなかったけどさ。

僕がタクとサトルに初めて会ったのって
小学5年の3学期に転校してきてからだ。
そしてタクとサトルの縁は
地元の同じ幼稚園から始まっている。

それで直接タクに聞いたんだ、
こういうこと言われちゃってさって
あの日の全部話しながら。

そしたらタク言ってたよ、
昔からクラスが同じになったり
席が近くなったりグループで一緒になったり
何かと縁はあったけど、
決して深く仲良くなることはなかったって。

最初はちょっと仲良く話したりもするけど
段々とお互い合わないなって反発しあって
結局は別々のグループになってたって。
ずっとそんなことの繰り返しだったって。

タク曰く、お互い似た者同士なとこがあって
磁石の同じ極みたいになるんだろうってさ。
僕も傍で見ててそれはずっと感じてた。

2人共リーダー気質だからね、
ついてこいってタイプじゃん。
誰かの作った流れに任せるタイプじゃない
自分で流れを作らないと気が済まないタイプ。

しかも2人共拘り強いっていうか
ぶっちゃけ我儘で強情なとこもあるから
僕みたいな受け身のタイプじゃないと
合わないんだと思うよ2人とも。

そしたら
「だから俺はアイツのこと嫌いだった」
はおかしいよね?
僕の存在なくても嫌いだったろっつの。

あの時にすぐこの矛盾に気付いていればさー
いや、それおかしくね?って突っ込んでからさー
前半の僕の感情についてだって勢いで
お前の考え過ぎだ、って否定出来たのに。
勢い大事だよ勢い。

あぁくっそ、すっげー悔しい。
言えたのに、言えただろうに!
これ言われた瞬間の実際の僕の回答は
少し間を開けてしまってからの「何が?」だった。
0点ですよ、いやもうマイナスですよ。

間が空いちゃったことで余計に焦ったんだな。
それでツッコミ所を完全に見失っちゃったんだな。
あー悔しい超悔しい時を戻してやり直したい。
就寝前に叫びたくなる日々が続いてんだよ。

気持ちのことだってさ、正確には
知ってたわけじゃないんだよね、
気付いてたとか察してた、なんだよ。
確証なんてなかったんだからさ。
勢いで覆せたはずだよ。

この話を聞いたタクにもさー
完全にカマかけられたね~って
笑いながら言われたよ。
そうだね、僕もそう思うよ。
僕が足元を掬われたんだ。

しかも否定する勢いを作るチャンスは
2回あったんだ。
「ずっと嫌いだった」の後にはこう続いた。

「ずっとトヨとタクの関係も疑ってた」

正確な台詞は忘れたけど要約したらこんな内容。
これは即座に否定したんだよ、事実だし。
それは無い、絶対に無い何も無いってキッパリと。
その後深く追及もされなかったから
これは信じてもらえたんじゃないだろうか。

だから即座にキッパリ否定出来てたら、
アイツも信じてくれたっつーか
騙せたと思うんだよなー!
1つ信用させられたからこそ余計にそう思う。
非常に勿体無いことをしたと。

「でも最初から恋愛感情だったわけじゃないよ」

アイツやたらこれ繰り返してたんだよね。
念を押す感じでさ、しつこいくらい言ってたんだよ。
そんなに大事なことかね?
てことはあっちも多少焦りがあったか?
やっぱどう考えても勢いで押し切れたな、ちくしょう。

実はブログがバレたんじゃないの?
とその時一瞬疑ったのが悪かったな、
もっと落ち着いて冷静になるべきだった。
その疑いは次のやりとりで払拭されたのだから。

「お前が男と付き合ったのも
 俺だけじゃないって知ってるし」

こんな話もされたんですよー
これでますますブログがバレてるんじゃ?と
疑惑が強まって僕の焦りは頂点に達してた。

だってさ、サトルと付き合う前にも
そういうこともあったよって
僕はタクにしか話してなかったから。
この世にたった1人だけ。あとはブログだけ。
もうどっちかしかないんだよ。

でも焦り過ぎて頂点乗り越えちゃって
一瞬ちょっと冷静になれたのが良かった。
タクがサトルに言うはずがないって
ある種の強い信頼があったから。

2人でそんな会話になることも、
僕のことを探る目的でサトルに
カマをかけられてボロを出すことも
タクでは考えられないと思ったんだ。

じゃあ、やっぱ、ブログ?
でもそしたらさ、逆に僕とタクの関係を
疑ってたっておかしくない?
え、じゃあ、それってどういうこと?

僕のポンコツ脳細胞がついに覚醒、
光の速さでフルスロットル。
これもしかしたら、
答えが2択の中には無いパターン?

だとしたら慎重に回答していけば
もしかして、本物の情報源に辿り着けるか。
あれよあれよとカマかけられて墓穴掘らされ
ひたすら焦りまくってる僕の状況を一変出来る?
覚醒した僕のブレインが繰り出した回答は

「それはお前の方じゃん!」

これは逆ギレではございません。
計算した上での演技での逆ギレなので
ちっとも恥ずかしいことではありません。

しかも別に、サトルが僕以外の男と
過去に付き合ったことがありましたよって
今更知っても本当に何とも思いませんし。
仮に事実だったとしても絶対怒らない自信がある。

そしたらサトル君、急に雰囲気変わりまして
さっきまでの余裕の表情はどこへやら
ちょっと必死な感じになりまして。
あれあれ?もしかして形勢逆転の予兆?

「俺はお前しかいねぇし!」

ちょっときゅんとしちゃったよね。
いや、ときめいてる場合じゃないって。
え、でも、そうなんだ、マジで?へー
でもさ、それあくまで付き合ったかどうかでしょ?
遊びでやりました系はカウントしてないんでしょ。

でも今そこを追及するのは無駄だろう、
ていうかどうでもいいし。
ここからどうやって情報源の引き出しまで
持っていこうか、再びブレインフルスロットル。

「なんでそう思うの?」

あまり上手い誘導尋問が浮かばなくて
結局普通に聞いちゃったっていう。
そしたら無事解決しちゃったっていう。
サトルの回答がこんな感じ。

「初めてHした時はなんか、
 全然慣れてない感じだったのに
 3回目か4回目くらいから急に?
 2回目の時もぎこちない感じだったのに。」

これ聞いてる途中でぶふって吹いちゃった。
だってもう、的確すぎて。
あぁ、うん、なるほどね、はいはい。

「だから最初と2回目は知らないフリしてて
 本当は最初から慣れてたっていうか、
 俺より経験あんじゃねーの?て思った。」

最後まで聞いて堪えられなくて盛大に笑っちゃった。
もう仰る通りなんですよ、100点満点の解答名推理。
確かに最初は僕演技してたっていうか
あんまり知らないフリ?ノンケのフリしてたんです。

いつその演技をやめたのか完全に忘れてたけど
なるほどね!そういうことだったのね!
情報源はサトルの鋭い観察眼に基づく勘ね!
天晴ですね、いっそ清々しいくらいだ。

でもブログバレてないってことがわかって
それだけでもすっごい良かった、安心した。
安心したから僕の精神状態もかなり持ち直した。
しかしこの次の回答で僕はまたやらかしてしまう。

「好きなように思っておけばいいんじゃない?
 どうせ今俺が何言っても信じないでしょ?」

これでサトルすっごい怒っちゃった。
怒った理由がさ、
そこはサトルの気持ちを考えたら
認めるか否定するかのどちらかだろうって。
全然気持ち考えてない!ってぷんぷん丸。

その後サトルが寝室で1人で寝て、
僕はリビングのソファで寝たんだ。
流石にこの雰囲気で一緒に寝るのは
どうかなって思ってさ。

僕が起きたらサトルはもういなくなってた。
どこにいったかもわからなくなってた。
伝言も連絡も無し。

それから暫くして1ヶ月後くらいだったか、
やっとサトルからメールが来た。
「次は○月頃に帰るかも」みたいな内容だった。

僕はもう、連絡は無いと思ってた。
そもそも連絡はしないって約束だったし。
でも先に約束破ってるのは僕だから
それについては何も言えない、言う資格が無い。

かと言って僕が返事をしなければいけない
ということもないはずなので、
最初のメールは何も返事を返さなかった。
その次のメールも返さなかった。

3回目で、やっと返信。しかも僕の都合で。
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コメント閲覧
007?
または、ミッションインポシブルばりの駆け引きでしたね。
toyoくんは、理論武装。
かたや王子は感覚で思いついたことを投げてくる。
タクちゃんのことを言及するに至っては、プライドも捨ててるのでは?と思いました。
疑っていても口には出したくないことだったのではないでしょうか。

王子とタクちゃんが揃って、リーダー気質で性格が合わなくても、交わらなければ何の害も無いわけで、そんな人まで嫌いになるほど二人とも器量の小さい人間ではないのではないでしょうか。
タクちゃんは「toyoにちょっかい出してくるサトルが嫌い」、王子は「toyoを自分のもののように思っているタクが憎らしい」と想像してみました。

遠距離で別れてしまうカップルも多いですよね。
離れている間に浮気されて、別れるような「みじめ」な思いをしたくないという感じですか?
信用できない王子を好きになってしまったのだから、仕方ないかもしれません。
絶対浮気しないガチガチの律儀者は、あまり魅力的じゃないですからね~。

王子は王子ですから、自分を変えない(というか替えられない)でしょうし、toyoくんも相手に尽くすようだけど、芯は変えない結構な強情さも持たれれているようなので、平行線ですね。

どんなに喧嘩しても、結局王子はtoyoくんのところに帰ってくると思うのですが。

【2013/12/06 11:06】 URL | R #- [ 編集]

>Rさん
Rさんこんばんは。
ほぼ仰る通りだと思います。
プライド捨ててる、の部分は言われてみれば
そうだったのかも?と指摘で改めて思いました。
ずっと長いこと思っていることを
言わずに黙っていたなんて彼らしくないんですよ。
プライドでずっと黙ってたんだろうと思いました。
口に出したくないとか認めたくないとか
そういう感情もありそうですね、理解できます。

タクちゃんはそんなに嫌ってないと思うんですよね、
相手がつっかかってくるから仕方なく対応してるだけで
それさえなければその他大勢の他人と同じ扱いを
するんじゃないかと思います。
悪く言えば無関心、と言えるかもしれない。
王子の「~憎らしい」は多分、その通りだと思います。
ていうかそのまま言ってたことありますね。

そうです僕の尽しも実は上辺だけなんですよね、
身も心も骨の髄まで相手に染まるわけではない、
芯の部分がかなり頑なだったりするんです。
で、結局こうなる、というわけですよねー
仰る通りです。
【2013/12/08 21:50】 URL | toyo #- [ 編集]

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