僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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憎許
余計なひと言。
メイサちゃんの両親の件で、
メイサちゃんは未だ結論を出せずに迷っている。
因みに親父さんはまだ御存命。
病状は安定しているという。

今すぐどうこうって話じゃないから
冷静に考えられる時間はありそうだが
メイサちゃんの中では7割方、
気持ちだけは固まっているような状態。
と言っていた。

メイサちゃんは母親に対し
「どうするか決めたらこっちから連絡する」
と言ったのだ。
その後母親から度々返事を聞く為の連絡が
あったが、メイサちゃんは電話に出ない。

残り3割で迷っているのか
それとも躊躇っているのか。
僕だったら迷いだろうな、
でもメイサちゃんを見てると
どうも躊躇いのような気がして。

こういうのってさ、どんな結論に至ったかよりも
結論を出すまでの時間がどれだけあったか、が
後悔するかしないかを分けると思うんだよ。

だからAにしようがBにしようが、
気が済むまで悩んで迷えばどっち選んでも
後悔しないと思うよ、そんなにね。

考える時間が物足りなくて
その上で結果があまり良くなかった時、
どっちを選ぼうが人は後悔するんじゃないかな。

そこで僕も1つ後悔していることがある。
メイサちゃんに初めてこの件を相談された時、
僕は良かれと思って参考までに、と
自分の話をしたんだ。

僕の母も重い病気に罹ったことがあって
その時僕は手を差し伸べたよ、と。
理由は、自分にしこりを残さない為にと。

これがどうもメイサちゃんの中で
決断を下せない引っ掛かりに
なっているっぽくて。
だからほんとに、余計なことしたと思ってる。
邪魔してごめんね、でももう遅い。

メイサちゃんが零した本音がね、
母親のことは無視したいんだって。
そう遠くない未来にあるだろう
父親の葬式だって本当は行きたくない。

メイサちゃんはまずサリちゃんを、
両親に会わせたくないと思っている。
顔を見せるのも嫌だし触れさせたくもない、
サリちゃんには自分の両親の存在を
知らせないままでいたいとまで考えている。

「あんな人達を記憶させたくない。」

とまで言っていたんだ。
これはもう好きとか嫌いとか通り越して
憎しみに達しているんじゃないかな。
だとしたら、僕にはもうメイサちゃんの気持ちは
推し量ることは出来ないかもしれない。

それくらいの気持ちだから、迷わず無視したい。
でも自分と近い境遇にあったとても身近な人、
つまり僕が自分とは真逆の決断をしたのと
更に言えば「後悔しない為にそうした」とまで
言ってしまったから性質が悪い。

メイサちゃんも後悔はしたくないんだね、
しこりも残したくない。
でも助けてもしこりを残しそうだし
無視してもしこりを残しそうだし、
だったらどっちのしこりがマシか?

それがわからないから迷ってるって。
迷ってる時間、とても苛々するってさ。
なんで私があんな人達の為に
こんなに迷わなきゃいけないの?みたいな。

それでメイサちゃんが最近よく言うのがね、
女より、男の方が情に厚いって話。
女は薄情どころか非情になるって持論。

言わんとすることは何となくわかるけども
薄情や非情に性差は無く、個人によるんじゃね?
と僕は考えてるので軽く反論してみせる。

そこでいつも言われるのが、
男の僕は非情になりきれず割り切ることが出来て
女の自分は割り切れなくて非情になる。
ついでにタクも非情になりきれていないので
如何に理不尽でも家族を捨てられない、という。

全く以てその通りなんですよねー
何も言えんわ。ぐぅの音も出ない。
メイサちゃん最近この話をすることが多いから
もしかして、と思ったことが1つあって。

「メイサちゃん非情になりきれないんじゃない?」

だからなかなか決断を下せないのかと、
結論はもう出てるのに。僕はそんな風に思った。
ところがメイサちゃんの回答はちょっと微妙。

「自分が非情だなんて
 そんなのとっくにわかってるよ。
 そうじゃなくて、それよりもね、
 だって私ね、
 親がもうすぐ死ぬって聞いてさ、
 最初に思ったのが、やった!って
 思っちゃったんだよ。」

ちょっとびっくりしたかな。
聞いた後メイサちゃんに対して
悪い印象はないけど、
僕の想像より遥かに
闇が深いのかな、と思ってしまった。

親が死ぬと聞いて直感で喜ぶってなかなかないよ。
僕でも、何の感動もないかもしれないけど
流石に喜びはしない。
最も憎らしかった十代の頃でも無いだろう。

自分の直感を自分で感じ取ったメイサちゃんは
その場で自分の精神がおかしいと気付いた。
親に対してひと欠片の情も無いなんて、
私、人としてヤバくね?みたいな。
これを自覚しちゃったんだって。

その後母親から同居の誘いを聞いて
電話を切った直後の素直な感想も、
面倒臭いな、母親も一緒に死ねばいいのに、
と思ったそうで。自分でもゾッとしたと。

「だから今親を無視したら、 もう普通の人間にはなれない気がする。」

メイサちゃんは自分を非情な人間どころか
その一歩先の、ヒトデナシぐらいまで
考えてしまっているのだろうか。
全然そんな子じゃないと思ってるよ僕は。
ていうかさ、考え過ぎだよ!

それでメイサちゃんは、
このままじゃ自分にとっても良くないから
出来ることなら親を許してみたいのだが
それがどうしても出来ないのだと言う。
何度考えても出来そうになかった。

「この後あの人との生活が毎日続くのかなって
 ちょっと想像しただけでも、
 いつかあの人のこと殺しちゃいそうだなって
 何回想像しても結末がそうなる自分が嫌。
 なんでこんなになっちゃったんだろう。」 

メイサちゃんが何度も繰り返す
「なんでこんな」のフレーズは
昔の僕も沢山使った気がする。
ずっと自分の中だけで。
それは自分ではどうにもならなかったことなんだよ。

「私もトヨ君みたいにやりたいの、羨ましい。
 なんでこんな、ここまで人を許せない人間に
 なっちゃったんだろうね。」

メイサちゃんの中の葛藤を要約すると
ヒトデナシと殺人犯、どっちがマシか?
だったわけか。重い、重過ぎる。
そして闇が深過ぎる。

僕が言うのも変だけどさ、もうちょっと気楽に生きようぜ!
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コメント閲覧
大変でしたね
お久しぶりです。私もメイサちゃんと同じように親を憎んでいました。親が亡くなった今も悪口を言ってしまいます。
育ててくれた人なので、悪いと思いますが、親につけられた心の傷は日常的に自分を痛め付けてくるので、未だに苦しめられています。
メイサちゃんの親は全くそれに気が付かないタイプならば、絶対側に近付かないことをおすすめしますね。また、無神経に傷つけてきますから。
いいんですよ、親はいつか捨てるものなんですよね。
嫌な親は死んでほしいと思うのも当然ですよ。
メイサちゃんは真面目だから、親を憎む自分を許せないのですね。でも、親だから許せない気持ち、toyoさんは共感してあげられるのでは。愛情を求めた相手だからこそ、本当に憎んでしまうんですよね~。憎みたいだけ憎んでいいと私は思います。10年くらいしたら、墓参りに行けるようにもなりますよ。
【2014/02/12 21:39】 URL | まや #- [ 編集]


影ながら読ませていただいてます。

世間一般的に見ても、どんなに性格のいいお姑さんとでも
大なり小なりのいざこざはあります。
それなのにこれだけのわだかまりがメイサちゃんの方に
ある以上、うまくいかないというのは目に見えてる事
なのではと思います。
結婚後、即同居でもなく、新家庭ができあがってからの
同居は並大抵ではないと思います。
読んでる限りではそのお母さんともこれからも先 もめる
ような事が何回も起きそうな気がします。
タクさんにとってもいごごちのいい家庭にはならないん
じゃないでしょうか。今の家庭がおかしな雰囲気にならない
といいですが・・。
お母さんも二世帯?とかにするお金があるのなら老後に
蓄えてていただく方がいいのでは。
一緒に住まずとも、お母さんに何かあればメイサちゃんの
出番もあると思うので、その時にお世話するというのでも
いいのではないでしょうか。
メイサちゃんが今一番大事にして、一番考えなければいけ
ないのはタクさんとサリちゃんとの家庭だと思います。
【2014/02/13 14:16】 URL | 杏人 #- [ 編集]

>まやさん
まやさんこんにちは。
僕も言いたい気持ちはあると思いますよ。
まだ両親亡くなっていませんけど。
僕の話で恐縮ですが、育ててくれた祖母が
外国人だったんですね、それで祖母の国では
「親は絶対的存在」という価値観がとても強くて
今の日本では考えられないくらい強いんです。
どんなクソ親でも、子は親の悪口を言ってはいけない、
とずっと言われて育ったんです。
なので親への感想を口にする時、
僕は必ず少し覚悟をします。
これが地味にストレスなので
さらっと悪口言っちゃった方がいいと思います。

親子でも相性ってありますよね、
人間としての相性。
メイサちゃんも以前は親が嫌いってことも
そこまで深くは考えていなかったそうですが
自分が親になってから、少し思う所があるって
言ってましたね。
親にこんなことしてたらいつか自分も
同じように扱われるのかな?とか考えたり。

僕も気が済むまで憎んだり罵倒したり
感情ぶつけたりしたらいいと思います。
出来るならやった方がいいですよ、
僕は祖母から余計なブレーキをつけられてしまって
余計に屈折してしまっているので出来ないので
羨ましいと思いますし。
無理矢理抑え込むのは良くないです。
【2014/02/24 11:21】 URL | toyo #- [ 編集]

>杏人さん
杏人さん初めましてこんにちは。
他人事ながら、僕も上手くいかないと思います。
無理矢理なことしてると思いますし
無理がそもそも良くないことですし。
頑張ることって多少はあったほうがいいですけど
無理は良くないですよ、ダメですよ。
そうですねー誰も喜ばない結末しか見えません。
相手のメイサ母さんとも一度面識あるんですが
僕でも無理だなって思うタイプの人でした。
なんていうか、自分が一番正しいって思ってるタイプ。
自分と違う他人の意見は全部間違ってるって
かなり強く思い込んでる感じの論調の人でした。
とりあえず否定のパワーが強かったですね、
たった数時間でも辟易する相手でした。
あれでよく二世帯なんて発想が出たよなー
と心底不思議に思いました。
あんな人間性で他人に受け入れてもらえると
思ってるってことは、自覚がないんだと思います。
余計な厄介な物件確定ですね。
あんな人からこんなしっかり者の娘さんが
生まれるものなんですねぇ、不思議です。
【2014/02/24 11:22】 URL | toyo #- [ 編集]

親子
本当に難しい問題です。

私自身は母とも父とも、仲良くやってきました。
親の期待する道と自分の目指す方向がほぼ同じだったからでしょうね。

でも、息子とは全然うまく行きません。
彼は考えていることを口に出さないし、彼がやることを全て私が否定すると考えています。
小さい頃から、色々なところへ遊びに連れて行き、色々なスポーツをやらせ、勉強もさせたりしてきました。
その中で自分がやりたいことを見つけてくれたらと思っていたのですが、どれも有難迷惑だったようです。

ですから、私は良い親になれなかったし、どうやったら良い親になれるのかも分かりません。
流石に困っている子を拒否するなんて考えられませんが、私自身も不完全な人間なので、息子の全てを肯定するということは、とても難しいのです。


【2014/03/03 22:57】 URL | R #- [ 編集]

>Rさん
Rさんこんにちは。
既に良い親だと思いますが。
ただ息子さんには合わなかっただけで
これは相性の問題ですので
相性が合わなかったというだけで
悪いとは思えません。
悪い親とは子供を殺す親と
子に関心の無い親だと思います。

生まれた時から一緒にいる肉親ですら
相性ってあるんですよね、不思議ですけど。
僕も親とは相性が悪かったんだと思います。
僕も全然親と話そうとしませんでしたし
他人に対しても考えてることを
黙ってる方が多い人間ですし。
多分もし時間を巻き戻せたとしても、
僕の人格と親の人格が変わらない限り
最終的に行き着く先は今と同じような所に
落ち着いてると思いますし。

相性が合わなかったんだ、
親子でもそういうことがあるんだ、
これはもう運命的なものだろう、
そう考えておくと気が楽ですね。
自分じゃどうしようもなかったんだと
責任は自分にはないって思えるだけで
身軽になれます。
相性が合わないのは悪いことじゃないから。
好き嫌いみたいなもんじゃないですかね。
いいんですよねそれで。
【2014/03/11 15:18】 URL | toyo #- [ 編集]

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