僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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年末
飲み屋の年末の忙しさたるや。

まさに忙殺、この字面がしっくりくる忙しさ。
この2文字の組み合わせ考えた人は
いいセンスしてると思います。

忙しいってことはさ、店が繁盛してるってことで、
仕事が順調ってことで、これはすっごくいいことで、
皆から羨ましがられることで、幸せの1つなんだけど。

僕の中身はカラッカラに乾いていて。
潤いとか充実感のようなものは何にもない。
毎日同じこと思ってる。
この1日が早く終われって。

つまんない映画を強制的に視聴させられて
早送りしてるような感じかな、
そうか、つまんないんだ、毎日が。
つまんないと思ってるんだ、今。

仕事で誰もが通る道なんだろうか?
ある程度仕事に慣れてきた頃に。
いや違うな、仕事がつまらないんじゃない。
僕の日常、24時間がつまらないんだ。

原因はわかってる、恋愛が無いからだ。
うっかり落としてしまった
煙草の火種のような気持ちが転がっている。

これはいつか消えるんだろうか。
それとも今ならまだ、煙草を押し付けて
息を吸い上げて、間に合うんだろうか。

この気持ちをどうしよう、
やり場がなくて困ってる。
どうせ駄目、もう終わった、
早く消えろ、新しい火を点けたい、
いや違う君じゃなくて。

自分の為だけに生きるって
あまり長続きしないだろう。
生き甲斐になる誰かがいた方がいい。
自分本意だった母が羨ましい。
あんな人間にはなりたくないが。

またサトルが店に来たんだ。
あのナナオっぽい子も一緒だった。
でもその子は先に帰ってしまい
サトル1人がいつまでも残っていた。
なんで帰らないんだろう、コイツ。

ギャルさんと僕とサトルの3人という
奇妙な組み合わせになった。
僕以外の2人は気まずさもなく
寧ろ楽しそうに見えた。

仕事終わりで空腹だけど
この3人になりそうな気がして、
それなら家でコンビニ弁当でも
食った方がマシだ。

店の片付けをきっちり終えて
「お疲れ様」と渾身の笑顔で言った。
サトルから更に爽やかなイケメンスマイルで
「お前飯は?」と聞かれた。

やはりその流れにしようと目論んでいたか、
だがそうは問屋が卸さないんだぜ。
ここで僕の悪癖が火を吹く。

「家に昨日作ったやつがまだあるから。」
お察しの通り、これは咄嗟に吐いた
僕得意のそれらしい嘘である。

「何作ったの?」
「えっ、と、豚汁?」

何度も言うが、そんなものは無い。
作ってもいないし残ってもいないし
ぶっちゃけ冷蔵庫がほぼ空だ。

「美味そうじゃん、俺も食いたい!」
「いいなぁ、私も行きたいです!」

「トヨん家行こうぜ!」

うぁぁ最悪どうしてこうなった。
勿論僕は断りましたよ全力で拒否しましたよ。
なのに2人の圧力に負けた。
何故負けたんだ、家主は俺なのに。

そしてtoyo家に3人で無事帰宅。
本当に意味がわからなかったので
僕は終始無言だった。
お前ら2人で随分と楽しそうじゃねぇか。
俺いなくてもいいんじゃね?

ギャルさんは家の中まで入るのは初だっけ、
こんな形で招くとは思わなかったけど。
サトルにとっては勝手知ったる元我が家。
溢れんばかりの家主感。

「うわぁ懐かしいけど全然変わってねぇ!」

懐かしいったって、ほんの1~2年?大袈裟な奴だな。
そうだよ、何もかもがほぼ当時のままだ。
家の中だけでなく、僕の中も。

真っ先に台所を覗いた元同居人は
「豚汁ねぇじゃん!」とさも大事件のように
声をあげた。

あぁそういえばそんな話だったね、
どうでもいいよもう。
ハイハイ嘘デシタ~それが何か?
そんなにガチで食う気だったのかよ。

「私今から作りましょうか?」

ギャルさんが精一杯気を利かせて
笑顔を見せてくれたが
本当に作られてもそれはそれで困る。
僕が返答にモタモタしていた隙に
サトルが何故か容赦ない一言を浴びせた。

「いや、いい。トヨが作った方が絶対美味い。」

ギャルさんが笑顔のままフリーズした。
マズイ!と察した僕は120%不本意ながらも
わかった今から作るから、と
消えそうな声で約束をして、ギャルさんを
買い出しのお供に連れ出した。

ギャルさんは、自分が何かサトルの
気に障るようなことをしたのかと悩んでいた。
僕から見るにギャルさんに落ち度は無い。
おかしいのは全部アイツの方だ。

ギリギリ悪意は無い発言と取れるかもしれない。
でも彼とギャルさんの関係性を考慮すれば
失礼な発言だったと、僕でも気付く。

なんであんな言い方したんだ急に。
怒ってるような不機嫌な兆候もなかったのに。
ギャルさんだって料理上手かもしれないじゃん?
アイツだってまだそこまで知らないだろ。

さっきまで楽しそうに2人で話しててさ、
アイツは昔から思ったことはハッキリ言うタイプだけど
TPOを間違えるようなバカじゃない。
僕が知る人の中で、空気を読むのが誰より上手いはず。

喧嘩にならないギリギリのラインでも
調べてるのか?何のためにだ?
理由も意味も目的もわからないモヤモヤする。
でも多分、勘だけど、何もないわけじゃない。
そんな気がした。確かめる術は無いけど。

しかしギャルさんもギャルさんで
肝が据わってるというか、図太いというか。
今すぐにでも帰りたそうな顔をしながら
絶対に「帰る」とは言わないんだ。

何事もなかったかのように振る舞ってるけど
目が死んでるし声がふわふわしてる。
傷付くほど柔じゃないだろうけど
急だったからビックリしたよね。

その様子が気の毒に思えて僕から
「大丈夫?先に帰る?」と提案したのに
「大丈夫です。」だそうです。

なんで俺、仕事終わりで疲れてんのに
早朝から豚汁なんか作らなくちゃいけないんだろう。
しかもなんで他人が2人もいるんだ。
急に超気まずくなってるし、意味わかんねぇ。

なんなんだこの早朝理不尽。
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コメント閲覧

サトルさんの言動、「ギャルさんの気持ちに気付いて牽制した」ように見えます。まだ復縁の可能性あるんじゃないかなぁ…と思うのですが。
【2014/12/25 09:49】 URL | BP74 #ZdgJ2pdw [ 編集]


毎回ほぼ読み逃げ状態なので突然すみません。

私も、サトルさんの牽制の意見に賛成です。
とっても大変でしょうけど、すこーし素直になって
復縁してもらいたい・・・・
って思うのは私だけでしょうか・・・。
【2014/12/30 04:09】 URL | 杏 #- [ 編集]


toyoさん、こんにちは。
サトルさん、王子ですね。あくまでもtoyoさんは俺のもの‥ですか。
女目線で見るにナナオさんがtoyoさんより美味しくゴハンを作る可能性は低いと思われるから、toyoさんの手料理が食べたかったのかも。
さらにギャルさんの性格や野望を見抜いたのでしょうか。はたまた「お前(ギャルさん)は帰れ」の意味?ともとれますが。普通そんなこと言われたら帰るし。
しかもギャルさん、帰らないって、凄いですね!さすが策士。強い。
ギャルさんが帰れば、ちょっとおいしいチャンスな気がするけれど、敢えてギャルさんの登場で‥というのも、あるといいなぁ。
疲れた早朝から豚汁作り‥。材料が多いだけに
ぐったりきますね。お疲れ様でした~




【2014/12/30 20:03】 URL | まや #- [ 編集]

>BP74さん
BP74さん初めまして明けましておめでとうございます。
牽制ほどマジではないような気がするんですよね、
それならもっと全力でやってるような気がするし
ギャルさんのことそこまで嫌っているようには見えなかったんですね。
ただちょっとだけ、でしゃばるなよ的なイラッが
あったのかもしれません。
ちょっと嬉しいです。

【2015/01/07 04:03】 URL | toyo #- [ 編集]

>杏さん
杏さん初めまして明けましておめでとうございます。
僕は彼のことが好きですが、今すぐ復縁に向かうのは
同じことを繰り返しそうで怖いなぁ、と
ちょっと考えてしまいます。
しかも相手にそんなつもりなかったら
泣きそうになる絶対。立ち直れない。
もうちょっと様子見したいです。
【2015/01/07 04:12】 URL | toyo #- [ 編集]

>まやさん
まやさん明けましておめでとうございます。
俺のものって感じなんですかねぇ?
事実それに近いものがありますけど。
押しに弱いと言いますか。

ナナオ絶対料理なんかしませんよ出来ませんよ、
なんか変な爪だったもんね見たもんね。
なんかキラキラした石みたいなのついててさ長くてさー

豚汁は美味しく出来ました。
不味く作るなんて逆に難しい料理ですねこれ。
【2015/01/07 04:30】 URL | toyo #- [ 編集]


「いや、いい。トヨが作った方が絶対美味い。」

いやー王子、絶好調ですね。
座布団1枚!

疲れていても、買い出しに行って、料理を作れるって、toyoくんも「どんだけ いい人」なのか...。

やっぱり二人の関係は永遠に不滅なのでしょうか。
【2015/01/08 20:26】 URL | R #- [ 編集]

>Rさん
Rさんこんばんは。
余程のトラブルでもなければ
基本は変わらないような気がしています。
嬉しいような淋しいような。
馬が合うと言うのでしょうか、
相性は悪くないのだと思います。

しかし僕には理解し難い感情と行動ですが
僕に関することでは常に自分が一番でないと
気が済まないみたいな所があるのか、
夫婦とか恋人ならいいけど
友人でそれを態度に出すのはいかがなものかと。
なんか息子溺愛してる子離れ出来てない母親が
新参の嫁よりでしゃばる感がありました。
アタクシの方がアンタなんかより息子ちゃんのこと
わかってるんザマス!みたいな。
わかります?この感じ。

豚汁はね、文句言わずに作った方が
話がすんなりいくと判断したからです。
僕が折れれば丸くおさまるんです。
【2015/01/15 23:40】 URL | toyo #- [ 編集]

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