僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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同窓1
〇〇小学校6年〇組のクラスメイト。


今時珍しいんじゃないかな、
クラス全員仲が良かったんだ。
全員友達とまでは言わないが
イジメは無かったと言えるし
男女共に、比較的まともな奴ばかりだった。

強いて言うなら和を乱すような
非常識な生徒、いわゆる問題児は
僕とサトルの2人だけだろう。

そんなクラスメイト達がまた集まるという。
成人式の頃に集まった気がするけど
気のせいじゃないよね?
同窓会ってそんなマメにやるもんなの?

集まる理由としては25歳になったから
キリがいいとかなんとかで。
実際は早生まれの僕が今26歳なので
1~2年遅い気もするが、
去年も一昨年も都合が合わなかったんだと。

発起人も幹事もそんなに親しくない奴だったが
誰かしらネットで繋がってる今の時代、
連絡網は簡単に回ってくる。

確か30人前後のクラスで
同窓会参加者が19人。
上出来じゃないの?
みんな結構暇なんだね。

妙に女子の参加者が多い気がすると思ったら
今回サトルも来ると聞いて
土壇場で女子の参加者が増えたんだってさ。

あの美少年が大人になって
どんなイケメンになったか知りたいって
そういうことなの?マジで?
未だにイケメン正義の風習は残るのか。

その日は世間の休日で仕事も休みだったけど
少し用事があったので僕は遅れて
一次会の途中から参加した。

僕が来た頃にはなかなかいい感じに
盛り上がっている様子だった。
しかし土壇場で人数が増えただけあって
会場となった居酒屋の座敷はギュウギュウ。
僕の座る場所なんて無かった。

そして盛り上がってるお陰で
暫く誰も僕に気付かないという異常事態。
いや、異常でもないか、当時から地味だったし
影も薄かったし存在感も微弱だったし。

誰も気付かないならこのまま帰ろうかな、と
一瞬考えた頃、座敷の最奥いわゆる上座の位置にいた
タクが最初に気付いてくれた。
そして隣に呼んでくれた。流石だな心の友よ。

昔もこんな風に助けてもらったもんですよ、
ちょっと悲しいボッチ時代の記憶が
頭を過りそうだったので
思考回路の舵を思いっきり現実に振り切った。

なんとか輪の中に入れてもらってまず
サトルの顔を探してた。
無意識にそうした自分に少し嫌気が差した。

上座のタクの位置からちょうど対角線上の反対側に
見慣れたけど飽きない顔を見つけた。
少し髪を切ったのかな、髪色も少し違う気がする。

遠くの彼は今誰と話してるのかな、
うわ、右側に女2人左側に女3人!
完全に包囲されてんじゃん、ハーレム包囲。
周りの女子も楽しそうにはしゃいでる。
あそこだけなんか空気違う。

僕が来たこと、気付いてないのかもしれない。
まだ一度も目が合ってないし
なんか盛り上がってるみたいだし。
実はちょっと期待してたんだけどな、
一言二言、言葉が交わせたらと。

タクの隣で世間話を弾ませて
同窓生に相変わらず仲良いねと評され
既婚者の割合の低さに驚き
トイレに行くと席を立った。

約30人のクラスで既婚若しくは離婚経験者が
たったの5人て。マジか。
26とか27ぐらいって一昔前なら
結婚適齢期とか言われてなかった?
この国もう駄目なんじゃないの。

まぁねぇ、わかりますけどね。





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