僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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WD1
またもやWデートチャンス到来。

僕は正直懲り懲りなんですがこのイベント。
本当に一緒にいたい人の隣にはいられないわ
違う人と強制的にペアを組まされた上で
本当に一緒にいたい人が自分以外の人との
仲睦まじい光景を見せつけられる理不尽。

でもギャルさんが超超超乗り気。
普段の僕があまりにもつれないから
彼女にとってはチャンスなのかもしれない。
何度断っても最後はサトルに直接
行こうと言われてしまって駄目だ。

でも今回はナナオじゃないんだね、
やっぱり美人の女の子なんだけど
僕より短いショートヘアで背の高い子。
パッと見でホランなんとかさんに似てると思った。
彼女なの?友達なの?浮気相手なの?

そんでなんかさ、このホランが
バンドやってるらしくてさ
とにかくライブに来てほしいってさ、
なんかチケットのノルマがあるんだって。
そういうもんなの?知ったこっちゃないが。

サトルもあまり行きたくなさそうだった。
だから僕を巻き添えにしたんだな、
退屈を分かち合う相手が欲しかったんだ。
これは借りを返すチャンスかもしれない。
きっとまたすぐ借りるだろうけど。

そんなこんなで全く興味無いバンドのライブに
行ってきた。これも社会人の人付き合いです。
他にも色んなバンドいたみたいだけど
興味が無さすぎて最後までプロかアマかも
わからなかった。全員ね。曲?ナニソレ。

そしてライブ後の打ち上げに
ほんの少しだけ顔を出し、
ホランさんはサトルを彼氏だと紹介していた。
その時のサトルの表情でわかっちゃった、
コイツ現在進行形で二股かけてやがるな。

いや、下手したらもっといるかもしれない。
今日1日ナナオの存在は忘れろってことか、
僕は把握出来たとしてギャルさんは?
どうやらギャルさんも把握出来たらしい。
流石だね。

暫く後にこっそり耳打ちで
「あの人モテるんですね」だって。
そりゃそうだろ見りゃわかるでしょ。
更に続く彼女の言葉が軽く僕をぶちのめす。

「うーん、私イケメンはちょっと
 苦手なんですよね~
 魅力がよくわからないっていうか~」

ギャルさんもしかして犬だったら
フレンチブルドックとか好きなタイプの人?
個性的というかブサカワというか
まさか僕もそのカテゴリなんですか?

打ち上げの飲み会を途中で抜け出して
サトルとホランはデートの続きだと。
勿論バンドに無関係な僕らも
打ち上げに残る理由もないので巻き添え。
もう、早く帰りたい。

しかし今回は 少々厄介かもしれない。
以前のWデートでナナオとギャルさんは
あまり会話しなかった。
終始ナナオがツンとしていたからだ。

今回ギャルさんとホランが
いい感じに意気投合しそうな雰囲気がある。
少なくとも表面的にはどちらも社交的で
常識的な気遣いもありそうな感じ。
相性は悪くなさそう。

あまり仲良くされても
それはそれで面倒臭くなりそうだな、
僕に関係無ければいいけど
そうもいかないだろうからな。

4人でよく知らない居酒屋に入った。
狭い個室でみっちり座るのは窮屈だったが
料理はまぁまぁだったんじゃないか。

僕以外の3人はそれなりに楽しそうだった。
僕だけは、ひたすら不機嫌まっしぐら。
でもそんなの顔には出さないよ、
楽しんでいるフリくらいは出来る。

多分、友人として出会えていたら
ホランはいい子なんだろうと思う。
でも今は駄目だ、彼氏の自慢話ばかりで
まともに聞いちゃいられない。

自分がいかに彼氏とラブラブなのかを
知らしめたい願望が強いのかな?
自分の話は殆どなくどんな話題にも
「彼がね~」「彼はね~」「彼とね~」
彼彼彼彼彼ばっかり。話題の全てが彼氏自慢。

自分てものが無いのかね?
仮にもあんた音楽やってんだろ?
もうちょい自己主張とか自己顕示欲が
ありそうなもんじゃないか。

サトルが電話だと言って席を立ち、
僕もホラントークを聞いていられなくて
トイレと言って席を立った。
笑顔をキープしたままイライラを
溜められるなんて、僕も大人になりましたね。

居酒屋にしては少し広めの男子トイレに
何故か電話中のサトルがいた。
てっきり外に出たと思っていたので
不意打ちで驚いた。

店内の喧騒から切り離された静かなトイレ。
サトルの電話の相手の声も、微かに響く。
内容まではわからなかったが
聞き覚えのある声と話し方だった。

「すげぇ怒ってたね。」

通話を終えたサトルに思わず同情の声をかけた。
電話の相手は恐らくナナオで、
携帯から漏れた声で不機嫌が伝わった。

えっ、今日のこと何も言ってなかったの?
それでずっと携帯無視してたら
そりゃ怒るだろう、少なくとも
自分が本命だと信じて疑わない女ならさ。

「言うわけねぇだろ。」

やっぱ変わらないんだな、彼のこういう所。
浮気とか二股とか当たり前っていうか
なんとも思ってないっていうか。

それが悪いこととは微塵も思ってない。
それで相手が傷付くこともなんとも思ってない。
自分がやりたいようにやって副作用で
誰かが傷付いても、それは傷付いた奴が
弱くて勝手に傷付いたんだって思考。

僕の時もそうだったのかな、きっとそうだな。

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