僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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体当
盛大にやらかした話。

つい先日のこと。
目が覚めたら僕は知らない家にいた。
リアル見知らぬ天井か、と
エヴァのサブタイトルが頭を過った。

前日の記憶が全く無いわけではないが
かなり朧気なのと身に纏う酒臭さで
珍しく深酒してしまったのだとわかる。
幸い頭痛も吐き気も軽い。

家の中にはベッドの中の僕と
見慣れた後ろ姿の人しかいない。
僕より先に目が覚めたその人は
ソファでテレビを鑑賞中。

おはよう、と声を掛けた。
喉はガラガラで思った以上に声は出ず。
僕の挨拶に、彼は振り向きもせず
片手をひらひらと振るだけで返した。

初めて来ちゃったサトルの家。
誰かと同棲してると思ってたのに
家の中を見渡す限り、女の痕跡は
見当たらない。
少なくとも家主はサトルなのだろう。

どうやってここまで来たんだろう?
なんで連れてきたの?
僕の家から近いのかな?
独り暮らしなの?
疑問が次々と湧く。

「なんか飲む?」
「冷たい飲み物、あれば。」

冷蔵庫から未開封のペットボトルを
1本出して持ってきてくれた。
サトルが好きなスポーツドリンクだったので
ちょっとニヤけてしまった。
好み変わってないな、と思って。

喉を濡らしながら前夜の記憶を手繰る。
僕の仕事が休みだったから
最初はタクと一緒にいた。
テレビで紹介されていた居酒屋に行ったんだ。
家から近いし行ってみようって前から話してて。

それで悪酔いしちゃったんだな、
途中から僕がサトルに会いたい会いたいと
かなりしつこく連呼したはずだ。
タクが呼んでくれたのかな?

どうやって連絡取ったんだろう?
今はタクとサトルが互いに連絡先を
交換してると思えないけど。

「お前の携帯から掛かってきて、
 出たらアイツがさー」

なるほど、僕のスマホで掛けたわけね。
てことは画面とかアプリとか
タクに多少見られちゃったわけね。
どうすれば他人の記憶って消せるのかな。

で、呼ばれて素直に来てくれたのかなサトルくん。
多分呼ばれたのって真夜中だったと思うんだけど
ごめんなさい、それなりに反省してます。

それから、あれ、タクいつからいなくなったんだ?
いつの間にかいなくなってて
僕とサトル2人きりになって
違う店にも行って、また飲んで、
あぁそうだ、僕はずっとサトルに絡んでたな。

「昨日は呼び出してすみませんでした。」
「いいえ、別に。」

「他にどんな粗相がありましたか。」
「粗相っていうか~」

どうやら僕はずっと、口説いていたらしいです。
うっすらなんとなく覚えてるけどね、
ずっと好き好き言いまくってたなくらいは。
あまり細かいことまで思い出したら
きっと死にたくなってしまうね、やめよ。

「ごめんなさい。」
「いいけど、酒飲むと素直になるんだね。」

一体どんなことまで言ったんだよ、
好き好きだけじゃないのか。
あ、なんか、やめろ思い出すな。
キスしようとして拒否られて
ちょっと泣いたことは思い出しちゃ駄目だ!

脳細胞が全く言うことを聞かない。
朧気な記憶の所々残った部分が
100%醜態とはどういうことだ。
そう言えば何かを壊した気もするな。
僕は記憶にそっと蓋をした。

随分派手に盛大にやらかしたな、
あまりこういうことしないからね。
たまにやると酷いことになるね。
膝とか小学生並に擦りむいてるし、なんで?

でも折角サトルん家来たんだから
色々観察&記憶してから帰ろう。
何があるのかな~♪
チッ、コルクボードにクソ女のプリクラ発見。
よくみるとゆで卵みたいな顔。

そう言えばなんでサトルん家なんだろう?
僕の家だって知ってるはずだし
タクといた店も僕の家から近いし、
てことはサトルん家も近所なのかな?

「うち近いの?」
「ここ○○駅だから近いと言えば近いかな。」

僕の家から電車で2駅、
タクシーで3千円いかないくらい、
ってとこか。
確かに近いと言えば近いけど
ご近所さんではないな。

それなのにわざわざ連れてきてくれるって
これはもしや、もしかすると、
オッケーってことなんじゃないでしょうか。
そのつもりで連れてきたけど
僕が酔い潰れてしまった的な!

急にドキドキしてきました。
どうしよう、いいの?ほんとにそうなの?
いやいや待て待て、確認が先だよ。
浮かれるにはまだ早い。

「なんで家連れてきてくれたの?」
「お前が自分の家に帰りたくないって
 ずっとゴネてたから。」

えっ、それだけ?
しかもサトルの家に連れていけと
しつこくゴネ続けたと。
全く記憶にない。何考えてたんだろうね自分。

でもさ、サトルがなんか、僕に凄く
優しくしてくれてるような気がしてさ、
今押せばいけるんじゃね!?なんて
考えてしまったんですよ。
何の根拠もないのに、気がするだけで。

ベッドの上から少し大きめの声出して
「ねぇ、好き!」って言ったんです。
絶対聞こえてるはずなのに
「は?」って聞き返すからもう1回。

今度はベッドから降りて彼の傍まで行って
彼の手を掴んで視線も合わせて
「好きです。」って言ったんです。
だから、もう1回彼氏になってくれないかと。

暫く何も言ってくれないから
不安になってしまって
ザイルさんから聞いたことも
殆ど話してしまった。

何も知らないわけじゃないから、
今度はちゃんと上手くやるから、
嫌いになったことなんて1度も無いから!
だからお願い!!必死の懇願。

「やめとく。」

やめとくって、何それ。そんな返事ある?
どういう意味なのか、ただのノーとは違うの?
ていうかノーなの!?なんで!!

「同じこと繰り返すだけだと思うし、」
「繰り返さないようにする。」

「いや、でも、やめとこう。」
「嫌いになった?」

あれ、なんで黙っちゃうの、
何にも言ってくれなくなっちゃった。
嫌いになった?が不味かったのか、
それとも他の何かか?
どこで地雷踏んだんだろう。

とにかく玉砕確定ってことでね、はい。
振られちゃったね、うん振られた。
凄いショックですよ、頭は真っ白だよ。
駄目かーそっかー、駄目かぁー

うわぁああああ

じゃあもう、早く帰ろう。
いつまでもここにいたって
何にもならないし、早く独りになりたい。
独りになって自分の中を整理したい。

帰ると言っても「うん」だけ。
それ以上の反応は無し。
もしかして、嫌われてたのかな、
もうよくわからない。

忘れ物は無いか何度も確認、よし大丈夫。
ではお邪魔しましたーきっともう、
ここに来ることはないでしょう。

独りで黙って家を出るつもりだったのに
なんで玄関まで見送りすんだよ。
鍵なんて後で、俺がいなくなってから
閉めればいいじゃん。

「気を付けてねーえっと、
 マンション出て左真っ直ぐ行けば多分、
 知ってる道に出るはずだから。
 またねーバイバイ。」

またね、ってなんだよ。
この流れでまたねはねーよ。
どんだけ傷抉る気なのコイツ。
こっちは扉に触れる前にもう泣きそうなのに、
なんでこんな面倒臭いブーツ履いてきたんだ俺は!

泣き顔なんて絶対に見られたくない、
背中だけで済めばいい。
やっとの思いで扉の鍵に触れカチャリと回し
勢いつけて飛び出そうとしたら
何故か開かずに全身で激突。

鍵、掛けてなかったのね。
僕は自ら閉めてしまったわけだ。
うぅ、こんな時に限ってイマイチ格好付かない
星の下に生まれた運命を呪いたい。

見知らぬ帰り道、帰巣本能だけが頼り。
嗚咽は出なくとも、涙はぽろぽろ。
車道の喧騒、すれ違う人も疎らで皆急ぎ足。
誰も僕の異常には気付かない。

家に近付くにつれ見覚えのある景色に
安堵すると同時に失くした想い出が蘇る。
もう嫌だ、隣にあの人がいないことが
物凄く嫌だ。

どうにかなんないの?
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コメント閲覧

頑張りました!!
頑張りましたね!!
ちゃんと「好きです」って言えたんですね!!
頑張りましたよ!!
頑張りました!!

頑張ったから、何か自分にご褒美をあげてみてはいかがですか?
【2015/04/07 22:36】 URL | いち #UTLVjyCM [ 編集]



予想外の展開で理解不能です。
ほんとに、なんで?!って感じ。

toyoさん、頑張りましたね。
とても勇気がいったと思います。
ほんとにほんとによく頑張った!
【2015/04/08 10:17】 URL | だら #- [ 編集]

まだ
好きなら諦めるなよ。
嫌われてはないんだから。

サトルはもっと悲しい思いをしたはず。
寂しい思いをしたはず。サトルは最上級の言葉で
プロポーズしてくれたやん。

タクの時みたいにもっと素直に
ストレートに、真摯に向かってけば
いんじゃない?色々考えすぎ。
歳をとったせい?

世界一の捻くれ者で頑固で
ネガティブなトヨくん。
頑張ってね。







【2015/04/08 21:19】 URL | こうじ #- [ 編集]


嫌いになった?
の後の無言をなぜ、ネガティブに捉えるのか非常に疑問!

嫌いな奴には嫌いっていう人でしょ、サトルさん。
【2015/04/11 00:59】 URL | たける #- [ 編集]

難しいお方
こんにちは。

toyoくん、漢!ですね。
サトル様の反応は単細胞の私には全くもって理解しがたいものです。
彼の気持ちは、複雑な回路でできてるんですね。

1番じゃないと嫌だっていうことからすると、最初にタクちゃんと飲んでたのが、まずかった?
何でも「まず、タクに相談する。」って思われたとか...。
「自分との付き合いは絶たれているのに、タクとはずっと繋がってる。」っていうジレンマ?

彼が一筋縄でいかないことは、toyoくんも百も承知ですよね。
ここで、凹まないでください。
【2015/04/12 12:44】 URL | R #- [ 編集]

>いちさん
いちさんこんばんは。
酔った時の言動はノーカウントらしいですね。
誰が決めたんですかね。

頑張ったけど成果に繋がっていないので
自分にご褒美の発想はありませんでした。
多分成果があっても自分にご褒美とは
考えなかったと思います。
何していいかわからないんですよね、
今欲しいものは休日です。
【2015/04/14 02:49】 URL | toyo #- [ 編集]

>だらさん
だらさんこんばんは。
頑張ったけど駄目でしたー
でもなんで駄目なのかがよくわからなくて
モヤモヤしてます。
漠然と原因は僕にあるような気はするけど
考え出したらキリがないですね。
【2015/04/14 02:52】 URL | toyo #- [ 編集]

>こうじさん
こうじさん初めましてこんばんは。
僕より捻くれ者で頑固者なんて
世の中腐るほどいるでしょう、
やだなぁご冗談を…ハハハ。
いますよね?(チラッ)

今の僕より嫌な思いはしたと思います。
まだ嫌われてもいないと思います、多分。
しかしこういうのってどこまで攻めていいのか
加減が全くわからなくて怖いですね。
迷惑な存在にだけはなりたくないですし、
自分の為にも相手の為にもね。

歳は多分関係ないですよ、昔から考えすぎですよ。
ていうかやっぱり自分考えすぎなんですかね…
よく言われるけど自覚が追い付いていません。
【2015/04/14 03:01】 URL | toyo #- [ 編集]

>たけるさん
たけるさんこんばんは。
えっそこで疑問ですか!
えぇーだって言いにくい言葉とか
だったりするのかなーみたいな。
そしたらやっぱりポジティブよりは
ネガティブなのかなーみたいな。
とにかく直感でそう判断してしまいました反射的に。
【2015/04/14 03:05】 URL | toyo #- [ 編集]

>Rさん
Rさんこんばんは。
そうなってくると極論として
タクと縁切らなきゃ駄目ってなりますよね。
今までずっとタクよりも優先していたつもりだったので
これ以上とかもうわかんないですよ。
0か100かになってしまう。
本当に何が駄目だったんだろう?
いつかちゃんと聞いてみたいと考えています。
【2015/04/14 03:10】 URL | toyo #- [ 編集]

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