僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

08 │2017/09│ 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

新記事

全記事

全タイトルを表示

月別記事

春歌2
腹ごしらえからのビリヤード&ダーツバー。

実はサトル、ビリヤード好きなんだって。
一時期ハマってマイキューもあるって。
で、今回はマイキュー持参でリベンジですか。

ハマってたのは何年も前だって言ってたけど
まさかマイキューまで買った自分が
僕に負けたってのが結構悔しかったんだと。
因みに僕はマイキューなんてありません。
だってあれ凄く高いし邪魔じゃん。

マイキューはないけど実は僕も経験がありまして。
僕とタクが通ってた高校の近くに
ビリヤードのお店があったんですね、
そこでよくやってたんです男子数人で。
因みに僕よりタクの方が上手い。

で、結果は3勝1敗で僕の勝ち。
サトル君は狙いが毎回博打過ぎるんですよ、
僕は例え1ターン無駄にするとわかっていても
手堅くいくので最後はずっと俺ターンになる。

これで不機嫌なるかと心配してたら
全然そんなことはなく。
寧ろ「こういう時だけ無駄に格好いいんだな」
とか褒められちゃって超嬉しいんですけど!
俺絶対忘れないからねこの瞬間。

次のダーツも頑張りましたよ。
また4勝1敗で僕の勝ち。
僕が4勝した時点でサトルが覚醒して
その場でマイダーツ購入、からの1勝。

「いいなマイダーツ、俺も買おうかな。」
「お前は駄目。俺が許さん。」

「なんでだよ!」

やっぱり負けず嫌いは健在でしたか。
最後は自分の勝利で終わりたいってか、
マイダーツ買ったってことは
また誘われるかもしれないよね。

終電の時刻が迫る。
僕は端から無視するつもりでいたので
彼が言い出さないかが気掛かりだった。

「どうする?」

えっ、それだけ?
それ以上は言わないってなんか、
確かに言わなくてもわかるけど
なんだか意地悪な聞き方だ。
すっとぼけようかな。

「どうしようかな、何も考えてない。」
「お前さー」

ちょっと怒られてしまいました。
僕が優柔不断過ぎると、
話題提起は全部サトル任せで僕はずっと
イエスノーを選ぶだけ。
それが気に入らないのだと。

確かに僕が面倒臭い奴だったかも。
何でもサトルに言ってもらうの待ってる
完全受身姿勢はよろしくないね。
わかりましたそこまで言うなら。

「今日も泊めて。」
「いいよ。」

いいのかよ。
だったらそっちから言ってくれても
いいのになーと思うのは甘えかな。

こっちはフラれた手前、僕から迫るのは
キモイとかウザいとか迷惑とか思われそうで
自重の気持ちが強かったんだけど。
作戦ガンガンいこうぜにしていいのか?

もしかして駆け引きを楽しみたいのかな、
僕が最も苦手なジャンルなのに。
それくらい知ってるだろうに、
僕に駆け引きなんか求めても楽しくないよ。
最善は尽くしてみるけど。

昔彼が言った言葉で、僕の慎重さを
「大縄跳びの入るタイミングをずっと計って
 結局最後まで見てるだけで入れない奴」
と評されたことを思い出した。
言い得て妙過ぎてね、今がまさにそうだ。

結局何も出来ずに終わるってのが
本当に多くてさ、自分でもわかってる。
きっと彼もこんな煮え切らないどころか
火が点いてるのかどうかすらわからないような
僕の性格に不満なんだろう。

なら今はチャンスなんですよ、
挽回出来る千載一遇のチャンス。
煮え滾ってるアピールをするべきだ。
頑張れ俺!フラれたことは一旦忘れろ!

サトル家に到着しソファに座り飲物を頂戴し
まずは「隣に座って」とお願いしてみた。
あっさり座ってくれた。

さてここからが本番です。
今までの全ては壮大な前フリです。
上手く言えないけど頑張る!

「あのさ、俺が好きって言うのってさ、
 迷惑だったりしない?」
「迷惑ではないけど、今更って気もするね。」

しょっぱなから重たい一撃かましてくるね、
でもこれくらいでは挫けません。
とにかくどれだけ脱線してもいいから
サトルの本心を一欠片でも聞き出すんだ。

「これからどうしたいと思ってる?
 どういう風なのが理想なの?」
「関係がってこと?
 今ぐらいでいいんじゃないの?」

それは僕が困るんですよね、
この現状維持は僕の理想からは程遠い。
耐えられる自信がない。
好きな人には触りたいしぶっちゃけやりたい。
それはみんな同じはず。

そしたら彼が言うんですよ、
「じゃあそれでもいい」って。
それ一番駄目なやつじゃん、
過去に散々苦しめられた関係じゃん。

やっぱりもう無理なのかな。


TOP

検索