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僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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旅行3
旅行3日目。

明日には帰宅。
こんなに長い時間を、2人で過ごしたのは
久々だったと思い返した。

予定では、昼間は少し遠出をして、
繁華街のある駅に行くつもりだった。
地方の都会の昼間を満喫する予定だった。

しかし天気がそれを許さず、午前中から大雨。
文字通り、天が僕らの旅行に水を差す。

「今日くらいは3人で外食なんてどうですか?」
と、どちらからともなくフミさんを誘った。
勿論僕らの奢り。
ちょっとカッコいいとこも見せたかった。

そしてフミさんの運転で車を走らせ
向かったお薦めの鶏料理の店が何故か閉店。
ちょい下がったテンションを切り替えて
次の店に向かった。

次の焼肉店も定休日で閉店。
何かの陰謀を感じつつもテンションを
どうにか維持して次の店に向かった。

次の地元で有名なラーメン店も閉店。
ちょっぴり車内に切なさがこみ上げた。
こんなことってあるんだね。

最終的には都内ではあまり見かけない
ちょっとお値段高めの洋食チェーン店。
こんなドタバタも今じゃいい思い出です。

帰宅して、風呂に入って喋ってその後。
昨日と同じように、布団に潜った後でも
会話が続いた。大雨は夜には落ち着いていた。
暗い部屋の中で、虫の鳴き声と僕らの声が響く。

唐突に、昨日の会話を謝られた。
「昨日は変なこと言ってごめん」みたいな。
僕ら2人、布団の中で携帯を操作している最中だった。

僕にとっては何でもないことだったから、
普段通りに「別にー」と生返事。
そして携帯画面の操作に集中。
君がまた、妙なことを言い出した。

「お前の横顔って綺麗だね。」

ぽつりと呟いた感じだったけど、妙な重さを感じた。
ていうか、男には普通言わないだろそんなこと。
何言ってんの?どうしたの?

「はぁ?」
「携帯の明かりでさ、顔だけ見えるから。」

「お前頭おかしいんじゃねーの?」

なんかやだなぁ、なんか変。
いつもと違うからなんか変だよ。
不安になって、無視して流そう、そう決めて、
携帯操作をやめて寝る態勢に入った。

君はかなりの間を開けて、またもや奇妙な発言。
何もかもが照れ臭かったり不安だったり、
2人きりだから完全無視は難しい。

「俺さ、トヨの顔好きなんだよね。
 かなり好みの顔なんだよね、昔から思ってた。」
「そんなん言うの、お前だけだ。」

「そんなことねぇよ、お前に言わないだけで
 他にもいるって。好き嫌い分かれそうだけどさ。」
「あっそう。」

顔だけ好かれてもさ、褒められてもさ、
そんなに嬉しくないんだよ。
もっと先を望んでしまうし、その先に進むのは
不可能だとも改めてわかってしまうし、
だから素直に喜べない。

この顔のままでもし僕が女だったら、今頃どうなってた?
それとも今から女になれば、どうしてくれる?
本物の女じゃなきゃ駄目か?作り物の身体じゃ駄目か?
こんな考え浮かぶ自分に自己嫌悪。

この後君はまた、何かを言いかけて、やめた。
僕はそれが何なのか気になって、問いかけた。
君は「やっぱいいや」を繰り返して答えない。

寝ながら足だけ伸ばして君を軽く蹴っ飛ばした。
それでも君は答えない。教えてくれない。
結局この日はそのまま就寝。
顔が好きだから何なのさ。

微妙な気持ちと疑問の旅行3日目。

テーマ:男同士の恋愛 - ジャンル:恋愛

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