僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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初恋

初恋の話。


小学校5年の冬休み明け。
3学期の始まりの日。

正月気分が抜けきらない教室の中、
初恋の人に出会った。
外は少し曇っていて、とても寒かった。
教室の中は暖かかった。

帰り道、白い息を吐きながら
転校初日の疲労を背負って帰宅した。
慣れない道の風景の中、孤独な下校。

初恋の人と一緒に帰るようになったのは、
いつ頃からだったか。
もうあまり憶えていないけど、
そんなに遠い時期じゃない。

初恋の人とはすぐに仲良くなれた。
とても良く憶えてる。
唯一、僕の壁をあっさり打ち砕いた人だから。

この頃、僕の着ていたコートを初恋の人が
「女子みたいだけど似合う」と言っていた。
僕の明るい茶色のダッフルコートを。

ふざけて変な遊びを沢山していた。
教室の中でドッヂボールをして
先生にめちゃくちゃ怒られた。

掃除の時間、視聴覚室のカーテンに
よじ登ってカーテンを破ってしまった。
先生には卒業するまで黙っていた。
安全ピンで誤魔化したんだっけ。

休み時間にバスケットゴールによじ登り
ゴールを破壊してしまった。
確か漫画のダンクシュートの真似を
やってたんだっけ。これは流石にバレて
一緒に先生に叱られた。

掃除の時間、箒で遊んでて柄の先で
非常ベルのボタンを間違って押して
鳴らしてしまって、これも一緒に叱られた。

全部、初恋の人が隣にいた。

いつから恋に気付いたんだろう。
本当は、ハッキリ憶えていない。
いつの間にか好きだった。
自然に生まれて、僕の中に居座り続けた。

気付いてからずっと変だな、と思っていた。
周りは女子の話ばかりするのに、
好きな人は?と聞かれて暴露大会になっても、
聞かれるのは女子の名ばかり。

男子の選択肢はありえないんだと、
薄々気付いてた。
だからずっと、隠してた。
嘘も沢山吐いてきた。

昔の僕、ご苦労様。お疲れ様。
今はもう、嘘吐かなくてもいい場所があるよ。
たった1人にだけは、隠さなくてもいいんだよ。

初恋がいつか色褪せてしまう、
その日をずっと待ち侘びている。

テーマ:男同士の恋愛 - ジャンル:恋愛

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コメント閲覧
初恋
10歳から、18歳…。
決して短い時間ではないのに、ただ一人の人が好きだったっていうのは、
ある意味すごいことで。
toyoさんのブログに「はまって」しまうのは、
その「ぶれない心」がまぶしいからなのでしょうね。
その恋は、悦びと苦しみと、どちらが大きい恋でしたか?
なあんて、計れるものではないですね、そんなこと。
恋愛って、幸せになれるかどうか計ってからはじめられるものではないけれど、
いつか、toyoさんにも、悦びに満ちた日々が訪れますように。
【2006/10/16 00:30】 URL | コロン #9K54kpoI [ 編集]

>コロンさん
コロンさんこんばんは。
悦びと苦しみ、どちらかといえば
苦しみの方が大きい思います。
今更こう言ってもしょうがない、
愚痴にしかならないのですが、
出来れば異性が良かったと今でも考えます。
せめて初恋だけでも。
僕がどうして1人をずっと想い続けて
これたのか、少し考えたのですが…
多分人間嫌いと人間不信の気の強さのお陰
かもしれません。
だから目移りしなかったというか、
出来なかったというか。
【2006/10/16 21:09】 URL | toyo #- [ 編集]

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