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僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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気付いて欲しい
子供の頃はただ好きだった。本当にただそれだけだった。

傍にいて、一緒に遊んでいられれば、それで良かった。
いつしか君の一番になりたいと思うようになった。
誰にも君を渡したくない、君の隣に僕以外並ばせたくない。
君が僕以外の誰かと楽しく会話している様子を見ては
誰にも気付かれないよう、ひっそりと嫉妬してた。
君の口から僕以外の名前が出る度に
誰にも気付かれないよう、そいつに腹を立てた。
君の笑顔や会話、ひいては君の思考全てを
僕で埋め尽くしたいと願うようになっていた。

しかし年を重ねるにつれ、それは無理だと悟った。
もしかしたらただ単に慣れただけなのかもしれない。
君は男女問わず人気も信頼もあったし、僕だけに
四六時中構っていられない。勿論それは僕も同じこと。
下らないことでいちいち嫉妬してちゃ、心がもたない。

これに気付いた頃、僕はストレスの捌け口を作るようになった。
君にぶつけられない感情を、他所にぶつけることにした。
好きでもない女に付き合ってだの、好きだのと
薄ら寒い言葉を軽く投げつけた。予行演習のつもりで。
比較的遊んでる女はわかりやすかった。
集団の中で誰が僕を狙っているのかも、すぐにわかった。
来るもの拒まず去るもの追わず、まさに手当たり次第。
もっと悪く言えば取っ替え引っ換えつまみ食い状態。
やりたい盛りだからしょうがない。
友人のつてにヤリマンが多かったから成功率も高かった。
外見も内面もどうでも良かったから、微妙にブス多め。

一度だけアナルセックスを頼んだこともあった。
単純な好奇心もあったけど、それ以上に
君を妄想しやすいというのが本音でもあった。
実際やってみた感想は、相手が女なら敢えてそっちを使う
程のものでもないかな、という程度だった。
なかなか入らないし、入れるまでに時間も手間もかかるし
いざ入れてみてもキツいのは最初だけで中は空洞みたいで
締まりも何もそれほど感じなかった気がする。
顔ももう忘れたし、名前ももう憶えてない女。
殆どそんなのばかりだから、もう誰が誰だかわからない。
誰も印象に残ってない、どうせあっちも憶えてないだろう。

ある日、そんな僕の様子を見た君は
「お前本気で好きになったことある?」
と核心を衝く質問を投げかけた。
僕は確かこの時「あるよ」とだけ答えた。
どうやら君は、未だに僕が中学卒業時に
失恋したと思い込んでるみたいだった。
君の口振りから察するに、君に告った女がその相手だと
踏んでいるようだけど、敢えて否定はしなかった。
そう勘違いしててもらったほうが都合がいい。
君もはっきり僕に尋ねないから、僕もわざわざ言わない。

本気で人を好きになったことがあるのは事実。
失恋の辛さもわかってる。
自分の気持ちに気付いた時にはもう確定してたから。
片想いの辛さもわかるし、楽しさもわかる。
今じゃストーカーや痴漢の気持ちもわからなくもない。
でも絶対やらない。君に嫌われたくないし度胸もない。
自分の理性の強さにかなり感謝してる。

君が女の話をする度、僕にしなよと何度も言いかけた。
僕の方が、誰よりも君を理解してるし
僕ならいつでも、君の望むように出来るのに。
こんなに好きなのに、絶対言えない。
それどころか理解されることすら難しいだろう。
何でもするよ、どんな命令だって聞くよ。
それで僕のことを好きになってくれるなら、何だってする。
贅沢言わない、嫌いにだけはならないで欲しい。
気持ち悪いと思われてもいい、でも存在否定だけはしないで。
僕を君の中で“無かったこと”にしないで。
それが怖くてずっとずっと耐えてきた。
もうそろそろ限界かも。

最近では優しい君なら、本当のことを言っても
僕を避けないでいてくれるかも、と勝手に予想してしまう。
好きになれとまでは言わない、気持ち悪いと
内心思われるだけならいい。君は態度には出さなさそうだ。
どうか避けないで、逃げないで、嫌いにだけはならないで。

このまま君の傍にいて、いつか君は誰かと結婚したりして
君の隣で僕じゃない誰かが幸せそうに笑っているのを
いつか見る時が来ると思うと、何も考えられなくなる。
大好きなんだよ、こんなに。君はあるの?こんな経験。
君はどうして今まで本気らしい恋愛したことないんだろう。
どうして誰も好きにならないの?
まさか僕がいるから?それはありえない。
けど、もしそうなら、だったら僕でいいじゃん。

僕にしときなよ。身体まで女になる度胸はないけど
君が望むなら女装くらいなら出来ますよ。
可愛いと思ってもらえるように努力する。
エステ行って脱毛しますよ。化粧も勉強しますよ。
肌の手入れも怠りません。仕草もみっちり仕込みます。
とにかく出来る努力は全部する。好きになってくれるなら。
こんなに君のこと好きなのって、多分僕しかいないよ。
でも、やっぱり嬉しくはないかな、僕のこんな気持ち。

君が不甲斐無いから、僕だってありえない期待持っちゃうよ。
僕にもう少し、当たって砕けても耐えられる強さがあったら
状況は今と少しでも変わっていたのかな。
もう気付いて欲しい。そしてわかって欲しい。
君からの見返りは望まないから、贅沢言わないから、
君の嫌がるようなことは何もしないから、
気付いても、嫌わないでいて欲しい。

テーマ:男同士の恋愛 - ジャンル:恋愛

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