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僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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刻む針
中学校に上がって、僕らはまた同じクラスになることが出来た。
この時、神の存在を少しだけ信じてみてもいいと思った。


「またよろしくな」

いつも通り言葉少なめだったが、
君も喜んでいたことが僕は何より嬉しかった。
席は少し離れてしまったが、君が僕より前に見えたから、
それだけでも満足だった。

君は勉強より運動が得意で、僕は勉強の方が得意で、
得意分野が全然違うし体格もその頃からかなり差があったけど、
僕は君と同じ運動部に入部した。

「無理するなよ」

そう軽く窘められたが、それでも僕の決意は固かった。
元々運動はそんなに好きではなかったけど、
運動音痴という程でも無かった。
どうにかついていけるまでにはなろうと努力するつもりだった。
もし進級してクラスが離れたら、糸が細くなり切れてしまうのではないか
それが一番の不安だった。
努力の甲斐あってか中学校3年間、ずっと君の傍を離れずに済んだ。
練習はきつかったけども、ずっと一緒に行動できる喜びに比べたら
釣りを出してもいい程だった。

一緒に過ごした期間が延びる度、毎日僕の心が膨れては萎み、
潤いながらも少しずつ切り刻まれていった。
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