僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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アットホーム1
昨日の夜、ついに我が家の暖房器具が使用不能になった。

家には僕以外誰もいない。そして極寒。
このままでは死にかねないので仕方なく君にメールした。
君からの返信で「うちにおいで。狭いけど」と言うので
お言葉に甘えることにした。意地より命。

君の家自体は決して狭くはないけど、何しろ人が多過ぎる。
昨日は幸い君の両親が揃って外出するというので
子供達だけで過ごすことになったけど
3LDKに育ち盛りの人間5人+1ってどうなのか。
僕の日常では考えられない賑わいだった。

「君がうちに入り浸る気がわかる気がする。」
「ですよねぇ。」

最年長の君と僕でぽつりと呟き溜息を吐いた。
君の下にまず高1の妹、その下に高校受験を控えた弟、
その下に中学入学を控えた妹、更にその下に3歳くらいの妹。
流石長男というか、君からはいつもと違う威厳すら感じた。
しかも末妹にはデレデレで、何をされても怒らない。
うちの猫達と同じ態度。長男パワーは伊達じゃない。

夕食を何故か僕が作る羽目になった。
きっかけは高1妹さんが言い出した
「トヨ先輩料理上手って、いつもお兄が言ってる」の一言。
これで幼い子達が「お兄ちゃんばっかりずるい」と言い出し
君は「マジゴメン」と謝る仕草でこうなった。
いいんだけどさ、嬉しいけどさ、料理好きだしさ。
でもこんなに大勢の食事なんて、
作ったことないから自信無かった。
献立はクラムチャウダーと大根サラダと
柿の種の衣の鶏から揚げ。全部君が好きなもの。

結果喜んで貰えて何よりだったけど、食事時に何故か
妹さんの同級生の女友達が4人も来た。
人口密度が一気にアップした。この家、何か凄い。
「お前何考えてんだ」と君は長男らしく妹を嗜めたが
僕と君を唖然とさせる回答が返ってきた。

「だってトヨ先輩うちにいるって送ったら皆も見たいって。」
「お前、トヨの迷惑も少しは考えろよ。」
「しょうがないじゃん。トヨ先輩、うちらの学年皆知ってるもん。」
「高校違うじゃねーか、てかちゃんと名前で呼べよ。」
「うん、だから皆地元の友達。一番仲良い子達なの。
 いいじゃん、お兄ちゃんだっていつもそう呼んでるじゃん。」

君は更に僕に向かって「ほんとごめん」と脱力気味に謝罪した。
僕は「全然構わないよ」と遠くを見つめて返事をした。
後輩に知名度があったとは、この時初めて知った。
流石に地元の後輩にまで手を出した覚えは
無いはずなんだけど。

初対面の後輩達は妹さんの影からひっそりと
こちらを覗っていた。ヒソヒソ話してるのも聞こえる。
しかも妹さんの友達、妹さん以外ぶっちゃけ皆可愛くない。
ていうかオタクっぽい。高校生なんだから
もう少し化粧気があってもいいと思った。
少し気になったので、試しに僕に対する後輩の評判を訊いてみた。

「俺ってユキノちゃんの学年で何て言われてんの?」
「可愛いって言われてますよ♪女子に、ですけどね。」

年下にこう言われるのはあまりいい気がしない。
そもそも可愛いっていうのは、どうせ背が低いからだろ。
人が気にしてることなのに。
しかもいつも高身長の君が隣にいるせいか、よく比較されて
僕の低身長はより目立つ。いわゆる凸凹コンビのように。

「可愛いねぇ…でもこいつ見かけによらずヤリチンだよ。」
「知ってるよ。いいんだよ。お兄うるさいよ。」
「顔で選んでるとお前らサクッと捨てられるぞ~」
「お兄黙れよ、殺すよ。」

君の暴露が虚しく軽くあしらわれ、僕は笑いが堪えきれなかった。
妹さん口悪いなしかし。女なんて家じゃ皆こんなもんか。
ていうかソレ知ってるって、それも何かちょっと気まずい。
同学年で知れ渡っていたのはわかってたけど、
まさか後輩にまでとは思わなかった。
ていうか君にヤリチンと言われたのもちょっとショックだ。
まぁ、そう思われてても仕方ないんだけどさ、君にそう
思われてたっていうのが何とも言えない切なさが。

オタク女子後輩に写メをバシバシ撮られながら
僕と君と君の家族は夕飯を黙々と平らげた。
君の妹の友達じゃなかったら、思い切り不機嫌を表情に出してた。
君も何故か一緒に撮られてて「もえ」とか言われてた。
「もえ」って何?燃?萌?まさかこの子達秋葉系?
去年の流行語をまさかこんな所で聞くとは思わなかった。
秋葉系なんて僕の人生から縁遠いジャンルだと思ってたから。
オタクの友達もいないし、ゲームが好きという点では
僕が最も仲間内ではオタクに近い程度だろうし。

あれは絶対彼氏出来ないだろうな、僕でもちょっと無理。
あのテンションにはついていけない。
もうちょっとさ、空気読もうよ。皆飯食ってるのにさ。
一緒に食卓を囲みながら見ためちゃいけが面白かった。
君に似てる人も出てた。
あれだけ一人の時は見たくなかったのに、
君と一緒だと全然気にならなかった。
当然と言えば当然だ。独りじゃないし、隣にいるんだし。

テーマ:男同士の恋愛 - ジャンル:恋愛

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コメント閲覧
よかったw
こんにちわ。
久々にタクさんと会ってる話で、なんだか妙にホッとしました。
トヨさんがご自分で書いていたように、最近のトヨさんは、引きこもりニート状態でしたもんね。
やっぱりタクさんに会っている時のトヨさんは、人間味がでているというか、自然に楽しそうな気がします。やっぱり人間、無理はダメってことでしょうか・・・(笑)
【2006/01/08 16:19】 URL | ゆ~り #- [ 編集]

寒い・・・
こんばんわ。
もうこの季節は暖房ないと生きていけませんね。ホントに死にかねません。昨日のブログをみてるとちょっと心配でしたが、寒い思いをしていないようで、よかったです。
私も下に3人、弟と妹がいるので騒がしさはわかる気がします。兄弟なんてどこもあんなやりとりばっかりですよ、きっと。たまにひとりっこが羨ましいです。toyoさんはひとりでいるのが多いようなので、たまにはにぎやかなのもいいんじゃないですか?
オタク・・・ウチのクラスにも何人かいますけど、なんかもう世界が全然違います。はっきりいって怖い。私もゲームのこととかなら友達と話したりもしますけど、そういうのとは明らかに異質ですし。別に悪くはないんですが、迷惑はかけないでほしいですね。
【2006/01/09 00:20】 URL | 柚 #7C/zVFSk [ 編集]

to.ゆ~りさん
こんにちは、コメントありがとうございます。
はい、ここ最近の僕は全く非の打ち所の無い完璧な引き篭もりニートでした。
ぶっちゃけ人類とコンタクト取ったのも久々でした。
その相手が結局タクなのはちょっと情けない気もします。
タクといると自然に楽しいのは本当です、何でそこまでわかるんでしょうか?
あの雰囲気には勝てません、一緒にいる時だけはつまらないことで悩まなくなります。
無理してるってことまで何でわかっちゃうんですかね?
もしかしてどこかで覗かれてますか?何か凄いです。
【2006/01/09 00:46】 URL | toyo #wg9ETnNM [ 編集]

to.柚さん
柚さんこんばんは、コメントありがとうございます。
冗談じゃなく本当に死が見えた気がしたので苦肉の策でしたが、楽しい時間でした。
まさか心配なんてして戴けてるとは思ってませんでしたので、今度から心配させるような記事は控えた方がいいのかな?とちょっと思いました。
あまり深く考えないでいつも書いてるのですけど…
兄弟がいるって羨ましいです、本当に。
家の中に会話があるってことがもう、僕から見たら羨ましいですね。家の中に人がいるってだけでも。
たまにどころか暫くホームステイしたいくらいです。今自分の家に帰って来て尚更そう感じます。
オタクの人は僕のクラスメイトにも過去にちらほらいたのは確かなのですが、会話したこと無かったのでこの日が初コンタクトでした。
会話があまり通じませんでした。
何て言うんだろう、専門用語とか言われても全然わからないというか、貴方達は誰と会話してるの?って感じで…
別に悪気が無いのはわかるんですけどね、僕も元々話上手な方ではないので、僕も悪かったのかもしれません。
でも…正直怖かったです。テンションが…
同じ日本人とは思えなくて…柚さんの仰る意味もとてもよくわかります。
【2006/01/09 00:59】 URL | toyo #wg9ETnNM [ 編集]

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