僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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緊急要請
サトルからの緊急要請。

大体昔からこいつの緊急要請はロクなもんじゃない。
それは長年の付き合いで百も承知なんだけど、
それでも断れないのが僕なわけで。

緊急要請の内容はサトルが女の子の知り合いに
「男を紹介してくれ」と頼まれ「ホスト以外で!」と
注文をつけられたことから始まっていた。

「俺にホスト以外の男紹介しろとか
 無茶言うなって話ですよねぇ、トヨさん。」
「男紹介しろの時点で無茶ですよねぇ、サトルさん。」

「どーせ男友達少ないよ俺は。」
「男どころか人類の友達がレア。」

「お前に言われたくねぇよ。」
「じゃあ俺を誘うなよ。」

相手の女の子はどうやら普通の女友達で
肉体関係は無いらしい、珍しい話だな~本当かよ?
女の子は2人いて、2人共キャバ嬢らしい。

歳は僕らとタメでサトルの店に飲みに来てくれることもあったり
逆にサトルが行ったりもするらしいが、お互い指名はしないとか。
話を聞いた感じ、友達と知り合いの間?戦友とも違うけど
同業のよしみ?そんな印象を受けた。

で、ただでさえ友達と呼べる人類が少ないサトルは
「ホストじゃないイケメンの男を紹介して」と無理難題を
吹っかけられて困って僕に泣きついてきた。

「イケメンの時点でダメじゃん俺。」
「普通レベルなら許すって。」

自分で言っといて言うのもアレだが
真顔でそういうこと言うの本当にやめて欲しい。
しかも許すとか何様?!むきーっ!

「確かにホストではないけどさ、バーテンダーとか
 似たようなもんじゃないの?」
「そこは大学生って言ってあるから大丈夫。
 一応嘘では無いじゃん?」

まぁね、一応ね、ぶっちゃけもう殆ど行ってませんけどね!
本音を言えば、出来れば行きたくない飲み会。
だって興味無いし全然。
よって面倒臭さ100%なテンション。

だけどなぁ~サトルが友達少ないのも知ってるし
友達少ないことで困ってる気持ちもよくわかるし、
あれこれ建前言っても結局、僕は男前に弱いわけで。
もぉ~、しょうがねぇなぁ~

そして約束の日に初対面した女の子2人。
うわぁ、どっちもかなり可愛いじゃんか!
キャバやってるって聞いてた時点で多少期待はしてたけどさ、
予想以上の可愛さでびっくり。

しかも2人セットで可愛いとかかなり奇跡じゃね?
女の子2人組って大体落差あるよね、
2人のタイプは全然違うけどどっちも美形と言われるだろこれは。

2人の女の子、一応仮名でアユちゃんとメイちゃん。

金髪に近い明るい茶髪のアユちゃんは
ちょっとだけ浜崎あ〇みに似てて
キャバ嬢雑誌にも普通に出てそうな感じの子。
化粧取ったらどうなるか全くわかりませんけども
好み抜きで普通に可愛いと言えるであろうレベル。

落ち着いた暗めの茶髪のメイちゃんは
切れ長で涼しげな目が印象的な綺麗系で
顔の造りは全然違うけど、雰囲気が黒木メ〇サに近い感じ。
僕とタメにはちょっと見えない、大人っぽい子。

しかも話してみたら2人共ノリもいいし明るいし
話も楽しいし気遣いも出来るし欠点が見当たりませんよ?
きっとキャバでの時給も高めだろうなぁ~指名も多いだろうな~
毎月幾ら貰ってんだろう?ちょっと気になっちゃうな。

「流石、イケメンの女友達はレベル高いな。」
「あの2人?そう?普通じゃね?」

お前はいっぺん世間に謝った方がいいよ、色んな意味で。
という心の声をグッと噛み殺して恙無く会食が進む。
しかしこの後で問題勃発。

飲み会って聞いてたから来たのに、飯食った後に
カラオケで歌いながら飲むとか聞いてねぇよ!
つーか聞いてたら来てねぇよ!全力で断固拒否してたよ!

「カラオケ行くなんて聞いてねぇぞ~」
「言ったら来ないっしょ?」

「それは帰ってもいいってことですか先生。」
「認めません。」

コソコソとボヤキ合ってる男2人の様子に気付いた
女子2人がさりげなく嫌味無く会話に参戦。

「どしたの?もしかして都合悪い?」
「あぁ、コイツがさぁ~カラオケ嫌だとかゴネてんの。
 地元でも音痴で超有名だったからこいつ。」

「あはははマジでぇ~?ウチらも下手っぴだから
 気にしなくていいのに~」
「トヨの歌は下手ってレベルじゃないんだよ、
 ジャイ○ン級だから。」

誇張すんなボケ。確かに音痴だけど地元で超有名になる程
人前で歌ってないし!ジャイ○ンなんて呼ばれたこと無いし!
別に下心は無くてもさ、可愛い子の前で蔑まれるのは
納得がいかんのですよ。それが非の打ち所の無い
生まれついての宿命の男前にはわからんのですよ。ぺっぺっ!

「じゃあ違うとこでもいいじゃん♪」と女の子2人が
あっさり僕の我儘を受け入れてくれて小さなクラブにGO。
やっぱ可愛い子ってのはアレですね、性格もいいんですね。
2人揃って可愛くて楽しくて性格もいいとか
こんなクソホストには友達でも勿体無いと心底思うね。

しかしクラブってのは音がデカイからロクに話も出来ないわけで。
女の子の知り合いがやってる箱だったらしくて
料金安くしてもらえたけど、イマイチ盛り上がらず
結局話が出来そうな小さなバーに行くことに。

最初は全然乗り気じゃなかったせいかな、
僕にしては珍しくかなり楽しんでたと思う。
とにかく女の子2人は凄くいい子だと思った。
何気に「ウチらも下手っぴ」ていう言い方がもう可愛いと思ったり。

番号やメアドの交換は一切しなかったけどね。
別にいいもんね、聞かれなかったし僕も聞かなかったし。
き、聞かれるなんてこと最初から期待してなかったんだからね!
こ、こっちから聞く勇気なんてあるわけないんだからね!

でも僕の店の場所を教えて、相手の女の子の店も
教えてもらっちゃった。ついでに名刺までもらっちゃった。
いつか行くべきなのかなぁ、金あるかなぁ?
サトル様奢ってくれないかしら。

問題はあのクソホスト。
クラブのトイレでたまたま2人が一緒になった時、
何らかの魂胆を匂わせるような雰囲気で
手短な世間話を切り出してきた。

「トヨはどっちが好み?」
「ん~どっちかと言えば髪黒い方。」

「やっぱそっちか。」
「でも、金髪の方も可愛いしいい子じゃん。」

「だね。」
「どっちが男紹介しろって言ったの?
 2人共普通に彼氏いそうだけど。」

「彼氏は本当にいないんだって、作る気も特に無いって。
 今は客以外の普通の男友達を増やしたいんだってさ。」
「なるほど。」

世間話がここで終わってたら良かったのに。

「これ終わったらさ、2人でどっか行かない?」
「2人って誰?」

「俺とお前。」
「あぁ、」

本能的な直感がピンと反応した瞬間。
100%直感だから根拠は何も無いけど、
良くない感じがした。上手く説明出来ない思わせぶりな空気の重み。
たまに彼から発せられるこのオーラが僕は苦手。
だから僕は少し黙って考えてしまい、反応が鈍った。

まだ近付かない方がいい、まだ距離を詰めない方がいい。
迂闊に近付くとまた火傷する、まだ癒えたばかりなのに。
同じ所にまた同じ傷を作るかも、僕はそんなに丈夫じゃない。
自分の脆さは知ってるだろ、距離は必要。

静かな警告音が僕の中で鳴り響く、
鳴らしているのは冷静な僕。
痛みを知り、あらゆる痛みから僕を守ろうとする僕。

「その時眠くなかったら」と言う保留回答を残して
僕はその場を立ち去り女の子達のいる場所に戻った。
そして何も無かったような振る舞い。

その時になったら「やっぱ眠いから帰る」と
回答を既に用意していた。使う気も満々。
最初から行く気なんて無かった、迷いの無い即決。

彼は僕を付き合いがいい奴と思っているから
誘いを断ると「機嫌悪いの?」と誤解される。
確かに殆ど断らないしね、余程しっかりした不都合でもなければ。
この日もやっぱり帰り際に「大丈夫?」なんて心配された。

これも彼にしては珍しいことなんだよね、
彼は俺様王子だから自分の利益に関係無い配慮はしない。
僕以上に他人に嫌われることも恐れないし
ましてや他人の機嫌なんて窺う奴じゃないのに。
一応、気に入られてるのかな?まだ。これは喜んでいいのか?

思わせぶりなあの空気、あの重さは今はまだ苦痛。
だから予定通り僕は逃げた。
とても残念そうな表情をしていた。
僕にとても気を遣っていたのも感じられた。

嫌ってるわけじゃないよ、すまん。

テーマ:ダメ男 - ジャンル:恋愛

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コメント閲覧

わたしは、カラオケよか断然クラブだけどね!
普通レヴェルを可愛いと思えるなんて
ある意味幸せなんじゃないかしら。
よかったわね!!

わたしは、残念そうな表情とやらを見るのに快感感じるのよ!
だから、いつも誘わせてるの。

一応、気に入られてるのかな?まだ。これは喜んでいいのか?
なんて

素直に喜びなさい!!



わたし、この口調だと、凄いわ…


【2009/03/05 20:25】 URL | けん #- [ 編集]


かわいこちゃん二人にイケメン?!
どんだけ?!きーっ!!!

けど楽しかったようで何よりです。
最後らへんがアレだけれども。
イケメンって、、、いいなぁ。。。

イケメンに気遣われるtoyoくんも、イケてるんじゃないの?!(笑)
【2009/03/05 20:31】 URL | なよ #3SDog/2w [ 編集]

イケメン
>お前はいっぺん世間に謝った方がいいよ、色んな意味で。
↑笑えた~。
やはり私としましては、美形のキャバ嬢×2より、イケメンのサトル君の方を見てみたいなぁ。
あっ、でも全然会いたくないですよ。
もう、散々なオバサンだから、美形の前に自分は晒したくない....。
息子が男子校に入学することになって、何が一番楽しみかって、イケメン高校生が見られるんじゃないかって。
それを小六の息子に言ったら、「キモイ」と....。
【2009/03/06 00:14】 URL | R #- [ 編集]

断ったんだ~笑
おひさです☆
サトル君のお誘いを断ったんだ~
それってまた関係もったら本気になっちゃいそうだから?笑
俺としては二人のアツいハッテンを期待してたんだけど☆
【2009/03/06 01:04】 URL | 洋介 #74xukW82 [ 編集]

やっと追いついた
はじめまして。
少し前にこのブログを知ってから、毎日のように読んでやっと追いつきました。
元来活字は苦手なので、こんなに一生懸命読んでいる自分にびっくりです。
でも、それぐらいtoyoくんの文に惹きこまれてました。
ハラハラしたり笑ったり涙してみたり自分の高校時代を思い出してみたり切なくなったりと、様々な思いがグワァ~って押し寄せる感じでした。
これからも楽しみにしてますね。

それにしてもタイトルいいですね。なんか『秘密』っていう言葉が持つ独特の響きが好きです。
【2009/03/06 01:35】 URL | ray #V5TnqLKM [ 編集]


なんというツンデレ(笑)

誘われてる時点で嫌われてないのは確実だと思いますが、いっそ、ときメモの主人公の如く焦らしつつ本気にさせるなんてどうでしょ?(笑)


なんにしても、もっと割り切れたら誘いに乗るにしても断るにしても楽に生きてけるんだろうけどね…。
【2009/03/06 16:32】 URL | 輝 #- [ 編集]


toyoさんこんにちは。

いい子達で良かったですね~。

私、ひと付き合いには距離が必要で
だから社会人になって生きやすくなったなぁと思うんですよね。
それぞれが自分に縛りを作ってるから
想定内で収まってくれるし、たまに距離詰められても、逃げやすいかも。
友達だとね。
逃げてもいいはずなのに話聞いてあげられなくて申し訳ない気持ちになっちゃったりして
なんとなくひっかかるから厄介ですが
無理して合わせる事もないのも事実
その方がお互いにいい場合もありますよ。
今回は緊急要請に応じたんだし、ね。

最後に老婆心ながら
仕事しながらだときっと大変だと思うけど
学校もたまには行ってくださいね(笑)
toyoさんのことだから単位は大丈夫だと思いますが。
【2009/03/10 17:35】 URL | 白花 #- [ 編集]

こんにちは。
そうですね。好きな人から、「過小評価し過ぎ」とは、よく言われます。この年になっても良く思うのは、性別、年齢関係なく、人を好きになったりして、我ながら可愛いなぁと思います。。
【2009/03/14 15:23】 URL | りさこ #- [ 編集]

>けんさん
けんさんこんばんは。
一瞬誰かと思いましたがなんとなく把握しました。
僕も選べるならカラオケ<<<クラブでございます。
もうね、カラオケ大っっっ嫌い!
女の子は普通じゃないす!本当に可愛いってマジで!
あのレベルを普通とかいうクソホストの神経がアレです。

普段から自分は常に誰からも嫌われていると
思いながら生きていますので、どうもね…
疑ってしまうわけじゃないけど、鈍いといいますか。
自分でわざと神経断絶してるような鈍さといいますか。
というわけで素直に喜べないのです。
【2009/03/19 23:11】 URL | toyo #- [ 編集]

>なよさん
なよさんこんばんは。
僕は何故気を遣われているのか、果ては
もしかしたら気に入られているのか、
全く見当がつかないです。ほんとになんで?て思う。
絶対僕と遊んでも喋っても楽しくないと思うんだけどなぁ~
貧乏だしケチだから利用価値も無いと思うし~
事実そんなに楽しそうにも見えないし~
なのでイケてるとは思えません。
【2009/03/19 23:11】 URL | toyo #- [ 編集]

>Rさん
Rさんこんばんは。
えー男子校いいなーいいなー男の花園じゃないですか
当然将来有望な美形もイケメンもいるはずですよ、絶対。
それが楽しみにならないなんて人生損してますって~
キモクナイキモクナイYO!
【2009/03/19 23:12】 URL | toyo #- [ 編集]

>洋介さん
洋介さんこんばんは。
断ったというか避けました。他にも普通に仕事終わりに
ただ一緒に朝飯食うってだけでも似たようなオーラ
出されることがあるので、その度に避けてます。
ん~本気に…なっちゃいそうなんでしょうね、多分。
【2009/03/19 23:13】 URL | toyo #- [ 編集]

>rayさん
rayさん初めましてこんばんは。
だらだらと続けたお陰で文の量はなかなかなことに…
お疲れ様でした。
多分読み返したら僕もグワァ~と津波のように
記憶や感情が押し寄せるかもしれませんが
そんなことはしたくないので、昔のことは
サラサラと砂のように消えてる感じかもしれません。

そうそう、よく考えたら、このブログに書いてることって
僕の思考や本音も含めて周囲の人には誰にも言ってない
本当に秘密の部分なんですよね。
テキトーにつけたタイトルの割には的を射てるなと今更。
【2009/03/19 23:13】 URL | toyo #- [ 編集]

>輝さん
輝さんこんばんは。
ツンデレって誰!誰のことですか?!
あぁ、そっか、誘われてる=嫌われてない
確かにそう…かもしれない…てか普通そうじゃね?
みたいな。
えっと、言われて気付いたみたいな。
そこまで発想が及ばなかった的な。

僕は別に、焦らしてるつもりは無いんですよぅ
そもそもねぇ、あっちにそんな気があるのか?と
ただやりたいだけだろどーせ、としか思えないし。
焦らすくらいで本気になってくれんなら
寿命が尽きる1時間前まで焦らしてもいいのになぁ~
なんていうか、言い方悪いですが、僕はナメられてる気がするのです。
ただそれだけ、て感じ。
【2009/03/19 23:14】 URL | toyo #- [ 編集]

>白花さん
白花さんこんばんは。
社会人だと逃げやすい、これよくわかります。
学生時代(今もそうだろっていうツッコミはナシで)は
この人間関係や距離感が煩わしくて煩わしくて
しかも学校という狭いコミュニティの中でいざこざ起きたら
逃げ場もないからとても窮屈だと思ってました。
社会にでてからあの窮屈さが余計に感じられました。
絶対こっちのほうが快適です、人間関係とても楽です。
なので、人付き合いでイラつくこともなくなりましたね。

単位的なものは…ギリギリでなんとかやってます。
としか言いようが無いのが切ないです…
【2009/03/19 23:14】 URL | toyo #- [ 編集]

>りさこさん
りさこさんこんばんは。
過大評価してるよりは全然いいような気もしますけど。
自意識過剰で自惚れてる人を見ると痛いなぁと思いません?
自分をそういう風に見られたくないから過小に走る人も
いると思うし、そういう人は客観視を持ってるという証にもなって
社会に順応していける人だろうなと思います。

最近、人を好きになってないですなぁ~
【2009/03/19 23:15】 URL | toyo #- [ 編集]

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