僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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入院4
前記事の続き。  


サトルが喘息で強烈な発作を起こし
呼吸困難になり救急車で病院に運ばれた翌日。
僕は面会開始時間ぴったりに病院に着いた。
今日は大事な見舞1日目!何事も最初が肝心。

「おぉ~すげぇ時間ぴったり!流石!」

病室に入るなりいきなり大歓迎され褒められた。
よっぽど退屈してたんだな、とても嬉しそうだった。
僕の顔が見えた瞬間、僕と視線が重なった瞬間から
彼の顔が文字通りぱぁっと明るくなったんだ。
なんかちょっといいものを見させてもらった気分になれた。

とりあえず嫌がらせで持ってきた大量のエロDVDに
彼は「はははふざけんなよ」とちょっと笑ってくれた。
でもDVDってさ、それだけじゃ見られないんだよね。
DVDプレイヤー的なものが必要なんだよね。

「こういうの持って来るならさぁ、せめて本にしてくんない?」
「それじゃ実用的で嫌がらせにならないだろ。」

よし、明日は全く好みじゃないジャンルのエロ本を
大量に持ってこようじゃないか。
古本屋に行けば色んなジャンルのエロ漫画あるし。
ん~考えるだけでワクワクするね♪

そんな話は置いといて、まず昨日先生と話したことを
そのままサトルとも話すことにした。
サトルも午前中に先生から多少同じ話をされたらしいから
説明ナシでそのまま本題に入れた。

「煙草ダメだって言われたよね、どうする?」
「ん~すぐに止めらんないよね。」

「そうか?俺昨日から1本も吸ってないけど。」
「えっ、マジで?!」

「お前も吸ってないでしょ?病院にいたんだし。」
「朝飯の後ちょ~っと吸っちゃいましたけど何か。」

僕もサトルも1日の本数って大体同じだったんだよね、
どっちも1箱以上2箱以内。多い時は1日で3箱
いっちゃうこともある、そんなもんだった。
スモーカー的にはプチヘビー級ってとこかな?

それが僕は0本でサトルは2本で済んでるんだから
まぁまぁじゃないか?
きっとやれば出来る、僕はこの時からそう確信してた。

その第一歩として、この日からいくつかtoyo家ルールを作った。
まずtoyo家の中では全面禁煙!
灰皿等の喫煙グッズを全部片付けて玄関の外に置いた。
「吸いたいなら外でどうぞ」ということだ。

そしたら不思議なものでね、僕は吸う気が全くなくなった。
だって面倒臭いんだもん、吸う為だけにいちいち外に行くの。
まさか面倒臭がりがこんなことで役立つとはね~
因みに現在も僕は禁煙継続中。彼は本数半減て程度か。

吸わない期間が長くなると身体がもう
煙草を受け付けなくなってくるんだね、
久々に吸ってみた日もあったけど不味くてしょうがなくて
まだ長めなのに自分の意思で消しちゃったりしてね。
あの味を美味いと思う味覚がまず不健康な気がするな。

ついでにオマケのtoyo専用ルールで
サトルと一緒にいる時はそこがどこであろうと
僕は吸わないと決めた。
例え彼が吸っていても、僕は吸わない。
この決まりも現在進行形で成功中。

まさかこんなに頑張らずに楽に禁煙出来るなんて
自分でも信じられないね、ほんとに。
ついこの前まで吸うのが当たり前だったとは思えない。
なんで世の中の人は皆大変って言うの?

お陰でちょっと太っちゃったけどさ、まぁいいか。
毎日食物の味が美味しく感じちゃってね~
量が食えちゃってねぇ~モリモリですよ。
50kgからたった1ヶ月で54kgだってよ。
でもまだ誰にもバレてないのも不思議だね。

次は家の埃、つまりハウスダスト。

「昨日先生に猫いるって話したらさ、良くないってよ。」
「うん、実は知ってたけどね、ずっと前から。」

この日初めて聞いたことだけど
サトルは子供の頃小児喘息だったんだって。
それもなかなか強めのやつで小児喘息で
病院に行ったことも入院したこともあったって。

「お前、そういうことはもっと早く言えよ!」
「だってもう治ったと思ったし!トヨだって猫アレルギー
 あるけど平気だって言ってたじゃん。」

僕のアレルギーは全部鼻炎だから
命に関わらないからいいんだよ!
鼻水ダラダラで抱っこしたって猫は文句言わないよ。
お前のは命に関わってんじゃねぇかと。
全然話のレベルが違うだろがバカか。

更に詳しく聞いてみたらまたまた新事実発覚。
僕もしょっちゅう風邪引いたり偏頭痛持ちだったり
腰痛持ちだったり子供の頃に大病患って
長期入院も経験あるから決して丈夫な方とは言えないけどさ、
どうやらサトルはこの僕より全体的に病弱な子らしいこと。

子供の頃の入院回数も日数も僕より多いし
つい最近まで数種類の薬をずっと処方されてたとかさ、
それなのに身体に決して宜しくない仕事なんかしちゃって
仕事が原因で倒れたことも病院に行ったこともあるって。
え~と、全部初耳なんですが。

「どうしてそういうこと今まで言わなかったかな~」
「トヨだってあんま喋んないじゃん、自分のこと。」

あぁそうですか、俺のせいですか。
そりゃすみませんでしたねぇ~
いきなり家で倒れられる身にもなってみろバカ、
彼氏ならそれくらいの情報交換あってもいいだろボケ。

口論しても話が進まないのでとりあえず
禁煙を説得してみた。が、反応はイマイチ。
辛いのは自分だろうに、よく吸えるよなぁ~
吸ってる最中苦しくならないんだろうか。
って言ってる傍から咽てますけど。

ならば禁煙は後回しにして猫禁止の説得を試みた。
が、これには予想以上の猛反発を食らってしまい
結局僕が大幅に折れ譲歩する形で決着がついた。

流石にいきなり「toyo家出入り禁止」は厳し過ぎたか、
サトルの家は他のホストさんをルームシェアしてるっていうから
僕の家以外で2人きりでまったり出来る場所無いんだよね。

やっぱ2人きりで会える場所って
僕らにとっては大事なポイントだよね。
会う度に金かかるようなことになると
僕がしんどくなって会う回数を削るだろうし、
彼もそこまで見越して嫌だって言ってるのかな。

「そっか、会える場所がうちしか無いのかぁ~」
「トヨ家の猫のこと、俺も先生にも話したけどさ、」

「何て言ってた?」
「マメに掃除してちゃんと薬飲み続ければ
 大丈夫だろうって言ってたよ。」

「そっか、今までは大丈夫だったんだもんな。」
「うん、ただ雨降りそうな日とか風邪気味で咳出てる時に
 注意してれば、あんな酷いことにはならないって。」

ここでマメに掃除する人ってのは僕なんだろうね、
サトルもうちの猫のこと可愛がってるしね、
てか子供の頃から家で動物飼うの夢だって言ってたっけ。
しかも僕と同じで犬よりも猫派なんだよね。

結局僕が掃除の頻度を増やすということで
サトルが毎日のようにうちに来るという方向で決まった。
要するにサトルは今まで通り何も変わらずで
僕は1日1回から1日3回家の掃除をするってこと。

お前も手伝えよ~と言いたい所だけど
彼は埃に弱いから手伝いをさせるわけにはいかない。
手伝わなくてもいいからたまにでいいから
ちょっとだけでいいから感謝はしてね?

これも今にしてみれば最初は面倒臭そうだと思ってたけど
慣れて癖にしてしまえば案外どうってこと無い手間だった。
元々掃除機かけるの嫌いじゃないしね、
部屋が綺麗になった時の爽快感も元々好きだったし。

こんな感じで1日目の見舞は無事終了。
面会時間めいっぱい使ってその後仕事に行って、
それからはずっと翌日のプランを考えてた。

明日は何持っていこう?明日は何しよう?
まず何から始めよう?
まだまだやらなきゃいけないこといっぱいあるから
楽しみだな、頑張るぞってこのテンションが楽しい。

しかし古本屋で数冊程度ならいいが大量に買うのは恥ずかしいな。

テーマ:男同士の恋愛 - ジャンル:恋愛

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