FC2ブログ
僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

03 │2019/04│ 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

新記事

全記事

全タイトルを表示

月別記事

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TOP
修羅場2
前記事の続き。


えーと、正直に言っちゃうけども、
最近タクが髭伸ばしてんの。
顎とか輪郭のあたりにね、それがえらい似合っててさ~
昔よりもますますむちゃくちゃより一層モア
僕好みドストライクになっちゃってて。

髭似合う男が好きなんですよ、勿論サトルのことは
大好きだけども、あまりにもタクが好みのタイプ過ぎて
ちょっとね、見てるとドキドキしてしまうというか。
だからって何かするわけじゃないけども!
したいとも思わないし絶対しないし!うん、ナイナイ!

でもなぁ、こういう本音知ったらそれだけでも
サトルは嫌な気持ちになってしまうんだろうな。
心の浮気じゃん!て言われても言い返せないかも。
改めてタクって僕の好みの男だったんだなぁ、と。
それだけだよ、うん。

所詮好みなんて付き合いたいの好みじゃないんだよ、
Hしたいの好みに過ぎないんだから気にすることないよ!
付き合ってるサトルの方が大事に決まってんじゃん。
とか言いつつサトル待たせてタクの掃除手伝ってる俺。

なんかダメな気がする。
咄嗟に約束の先行順で優先順位決めちゃったけど
それが一番フェアだと思ったから。
でも、よく考えたら恋人を優先しても良かったんじゃないか?
普通、皆はどうするんだろう?

ある1つの考えが浮かんで、僕はおもむろに携帯を手にした。
誰にも何も言わずに無心で恋人に電話を掛けてみた。

「もう終わった?」
「ううん、まだ。全然終わりそうに無いからさ、
 お前もこっち来ない?」

一緒にいるのに何の相談もされなかったタクの
えっ?て顔が横目に映ったけど気にせず話した。

「えー俺も手伝うのー?」
「手伝わなくてもいいよ、いるだけでも。」

「わかったーとりあえず行くねー。」

何でサトル呼んだのかよくわかんないけど
理屈じゃないんだろうな、多分僕が会いたかったから
それだけじゃないかな、そんな気がする。

なんかあれこれ自分の中だけで考えてたら
ちょっと不安になってきちゃって今すぐにでも
帰ってサトルに会いたかったけど一度引き受けた
頼まれ事を途中で投げ出すのも良くないし。

で、これが一番いいじゃん!て感じか。
要するに不安だからサトルに癒してもらおうって
そういうことですね!ほーらやっぱり俺が今一番
好きで信頼しててアテにしてて甘えられるのは
彼なんだからいいじゃん!余計なとこで揺れるんじゃない。

しかしいきなりの来訪者を、しかもかなりの敵意を
容赦無くぶつけてくる因縁の相手を
勝手に呼ばれてしまったタクはどうなんだ。

「ごめん、サトル呼んじゃった。いい?」
「いいも何も、もう来るんでしょ?」

ですよね、事後承諾のお手本みたいな交渉。
何の意味があるんだって呆れられても仕方ない。
人手が多い方がいいのは間違い無いし
あいつも何だかんだで手伝ってくれるよ、多分。

上手く手綱掴んでおけよって笑いながら念を押された。
半分冗談だろうけど了解、彼のご機嫌取り頑張ります。
って僕はわざわざ自分の仕事増やして何やってんだ。

それから間もなくサトル到着、タク家にあがり
何の挨拶も無しに開口一番「汚ねぇ」って
そりゃ散らかってるからしょうがないだろ。
だから掃除してんだろ。

でも実は僕も同じこと思ったけどね。
若い男女2人がさ、狭いのはしょうがないとしても
この散らかりようは何なの?と。
床一面ゴミ屋敷みたいになってんじゃん。

家事は女の仕事!とは思わないけどさぁ~
居候なら彼女がやってもいいんじゃないですか?
少なくともうちに居候させてた時は
ゴミ出しと分別と風呂場の掃除は居候の仕事だったよ。
聞けば彼女、ここの家賃出してないみたいだし。

でもこれ、彼女ばかりが悪いわけじゃないよね。
勿論家主のタクだってダメだよ、こいつも掃除しねぇもん。
しかも彼女に躾って言ったら変だけど
そういう礼儀とか常識とか教える役目も放棄してると思うし。
年長者ならおかしくないだろ、筋的にも。

要するに甘やかしてんだ、相手に責任持つ気が無いから。
相手にあまり感心が無いんだ、多分。
ありのままを受け入れる、認める、否定しない、押し付けない、
それらも大事だけど何かもっと大事なことが
スポンと抜けてる気がする。

ワンルームの中に3人の男がもそもそガチャガチャと
大きなゴミ袋を広げて彼物と彼女物に分別中。
全員黙々と作業するかな~と思ってたら
意外なことに3人で和気藹々と喋りながらで
なかなか楽しいひと時だった。

サトルが普通にタクと喋ってるとこがまず意外。
そりゃタク側は私怨も何も無いから普通に話すけど
サトルの対応が普通ってのはもう、何年ぶり?て感じ。
間に挟まれた僕としては微笑ましい限りです。

片付け作業の中、弾む会話の中心はやっぱり
タクとタク彼女さんのこと。
サトルもこの時にほぼ僕と同じぐらいの
タクカポー情報を仕入れていた。
そしてサトルから決めの一言。

「顔だけで選んでるからダメなんじゃん。」

僕と全く同じことを言ってるから思わず笑ってしまった。
しかしそれに対しタクも反論があるようで
「お前だって顔で選ぶだろ」と。確かに2人共面食いだ。
まさにお前が言うな&お前に言われたくない、だね。

「俺は顔だけじゃない、顔も中身も良くなきゃダメ。
 ついでにスタイルも良くなきゃダメ。」

タクが「へぇ~」とか言いながら一瞬こっち見た。
なんだよ~何が言いたいんだよ~
どーせ顔も中身も普通だよ、良くねぇよ。そもそも男だよ。
スタイルなんて体脂肪率が低いことしか自慢にならんよ。
しかしサトルは相変わらずタクに容赦無い。

「大体お前のレベルで顔とか言ってる時点で
 身の程知らずじゃん。」

物凄い失礼だけど、彼は本当に昔からこういう奴です。
幼馴染だからタクも充分わかってるみたいで
そんなに怒ってはいないっぽい。呆れてるんだね。

でも、タクもカッコイイと思うよ?少なくとも僕好み的には。
言っとくけどサトルよりカッコイイと思ってますけど!
でもでもフォローしたら厄介なことになりそうだから
僕は暫く黙ってることに。

「顔も中身もスタイルも、なんて女滅多にいなくね?
 可愛い子ってある程度我儘なもんじゃん、普通に。」
「だからーそれは俺とお前じゃレベルが違うのー
 俺の女友達は顔も中身もいいの多いし、ねートヨ。」

う、うん。確かにそうなんだよね、数人くらいしか
知らないけど全員顔良し中身良しスタイル良しで
おまけに彼氏いないんだよな、すげぇと思うよ。
更にイケメン講師サトル先生の講義は続く。

「結局同じレベルの人間がくっつくようになってんだよ。」

先生の講義を要約すると例えば100点満点×2で
タクの持ち点ルックス50/100、性格50/100、で
ルックス良い子を選んだら
彼女の持ち点ルックス90/100、性格10/100、
とかにしかならない運命ということか。

そして自分は200点満点とか。だから相手も当然
200点満点の人間と自然にくっつくとか。
お前の性格、タクが50なら3ぐらいだと思うぞ。
僕の満点も彼氏目線で買い被り過ぎです。
嬉しいけどね、でへへへへ

「はいはい、らぶらぶで良かったね。」

ついにタクが呆れた。僕はずっと黙ってたけど
バカップルでごめんなさい。てへ

テーマ:恋愛 - ジャンル:恋愛

TOP

検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。