僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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修羅場3
前記事の続き。

とっぷり夜になった頃に予期せぬ解錠音、
なんとタク彼女さんの帰宅。
散らかり放題のワンルームに役者が全員揃った感じ。
そしてタク彼女さん、挨拶より前に開口一番
ゴミ袋と僕らを見て一言。相手を務めたのは彼氏のタクさん。

「何コレ。」
「お前の荷物片付けるの手伝ってもらってんの。」

「はぁ?何でそんな勝手なことすんの?
 私の物に勝手に触るんじゃねーよ!」

彼女さん、早くもブチ切れゴミ袋の口を
無理矢理破いて中身をドバーとブチ撒けた。
あぁ、それさっき僕が一生懸命頑張ったやつなのに!
しかもその勢いのまま彼女さん大暴れ。
それを食い止めようとする彼氏。

こ、これはもしや男と女の修羅場なのでは?

とりあえずサトルの近くにコソコソ近付きつつ
さりげなく部屋の隅っこに彼を誘導、
ベッドの上にちんまり2人で座って
「怖いね」「どーする?」「腹減ったね」とコソコソ。

もうね、何言ってんのかわかんないけど
タクも彼女さんもえらい剣幕で怒鳴りあってんの。
あぁ、あぁ、彼女さんついに物投げ出した!
対するタクも殴り返せないからって投げ返してる!

今までの掃除は何だったんだろうってくらい
また部屋が散らかっていくのを
ただ見守ることしか出来ない僕とサトル。
あ、取っ組み合いになってる!

これは流石に止めないとヤバイかも、ということで
何かと仲裁が得意な僕が2人の間に無理矢理
割り込みとりあえずタクに向かい「落ち着け」を連呼。

その間、冷静さを失った彼女さんから
ガラ空の背中と後頭部に殴る蹴るの攻撃を浴び続け
僕が呻いてしまいそれを何とかしようとしたタクが
彼女さんを豪快に突き飛ばして、もう何が何だか。

思いっきり突き飛ばされて壁に背中をぶつけたらしい。
「痛い」と言いながら彼女さんは泣いてしまった。
流血はしてないみたいだし、頭じゃなくて良かった。

タクは無関係な僕を殴るな、と彼女さんに怒ってた。
彼女さんは無理矢理割り込んで来たのが悪い、と
自分の正当性を主張。うん、彼女さんが正しいかも。

投げ合いと取っ組み合いを禁止して
2人の話し合いが部屋の中央で続けられた。
えーと、僕達もう帰っていいですか?

だって片付け出来ないし、今まで片付けてた分も
いくらか無駄になってるし。
勝手に帰りたいけど玄関までの通り道を
タクカポーが塞いじゃってる。

修羅場で痛い思いするのも勘弁だなー
サトルも巻き込まれるのは御免だってー
ねーもう帰っていい?俺らここにいても意味無くない?

と言いたいんだけど2人の話し合いが険悪過ぎて
話に入り込む隙が無い。ある意味タクカポーが
2人の世界を作っちゃってる。修羅場だけども。

ん~2人の話し合いを強制的に聞かされてる立場としては
どう聞いても彼女さん、人生舐めてるとしか思えません。
まるでタクに甘える、いや、利用するのが当然って感じ。
タクが優しい人なんだってこともわかってない。

彼女の言い分とは私だってアンタとこんな所に
一緒にいたくないけど金が無いからしょうがない。
バイトはしてるけど金が貯まらない。
故郷の実家には帰りたくない東京にいたい。
他に頼れる人はいない。

そればっかり。

えっと、まずね、彼女が来てから初めて
この部屋を訪れた僕でもわかったよ。
彼女が出て行く努力をしてないって。
荷物を纏めた形跡どころか片付けすらしてなかった。

それにバイトも確かキャバなんだよね、
普通のバイトよりずっと時給いいはずなのに
何故貯まらないのか?そりゃそうだよ
服とかブーツとか雑誌とか部屋が散らかるくらい
買ってれば貯まるワケがない。

しかも毎日きっちりバイトしてるわけじゃないって。
週3日?はぁ?それで金貯める気あんの?
て思われてもしょうがないよな。

僕でも週5は働いてますからね、一応。
サトルは週4~5かな?タクなんて週6じゃん。
でもそうしないと東京で生活なんて出来ない。

本気で金稼ぐ気なら週5出勤に残り2日も
別バイト掛け持ちもありえる話だし
フリーターのバイトならただ生活するだけでも
昼夜掛け持ちも当たり前じゃないの?今時。

この子、独り暮らし出来ないな絶対。
東京の独り暮らしを舐めすぎてる。
でも厳しいことだけは知ってる。
だから別れても出て行かないんだ。

自分の力だけで暮らしていく気なんて無いんだ、
金のかかることだけ男に押し付けて楽したいんだ。
次に養ってくれる男がまだ見つかってないから
今追い出されたくないんだな。

だったらタクに頭下げるのが筋じゃないかね、せめて。
お願いしますってさ、それが何故こんな態度なのか。
タクだって最初は好きだっただろうにさ、
自分の家に知らない男連れ込まれて腹も立つけど
悲しいとか悔しいとかもあったんじゃないの?

そういう気持ちも全然考えられない子なんだ。
それよりも自分の無料宿の確保が重要か、
なんかアレだね、親のスネ齧りまくってるクセに
家の中で偉そうな子供みたいだ。

そう言えば僕もタクもサトルも親に依存はしてないね。
タクなんて実家に仕送りしちゃってるもん、
僕だけか、親から家賃と学費の援助受けてるの。
でもタクもサトルも寮住まいだから
家賃は会社持ち。実は誰も家賃払ってない。

もータクカポーの話し合いが長いし先進まないしで
僕らすっげぇ暇なんですけど。
しかも決して寛げる状況でも無いからしんどい。

刻々と時が流れるも状況は何も変わらず。
それどころか彼女の独り善がりな自己主張に
タクが押され気味になるという展開。
なるほど、いつもこんな感じで終わって今日に至るわけか。

今の理不尽な状況にも納得。

テーマ:恋愛 - ジャンル:恋愛

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