僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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冥土2
前記事の続き

うわぁ想像より遥かに似合ってねぇな、こりゃ酷い。
しかも今、坊主がちょっと伸びたぐらいの髪だから
女装っていうよりオタの人が現実を全力シカトして
無理矢理コスプレしてるみたいな、そういうカオスな感じ。

今一度問う、お前は本当にこんなのが見たかったのか?

とりあえず出て見せてみよう、この惨状を見ればきっと
彼も現実に戻ってくれるのではなかろうか。
少なくとも僕は光の速さで戻れたよ。

「これでいいのか?」
「おぉ~、お?足と頭は?」

なにぃ!まだ何かあるのか?!

どうやら頭につける飾りまでご丁寧に揃えたらしい。
これ名前何て言うんだよ、マジわかんねぇ。
メイド頭のフリフリの白いの。
あーはいはい、被ればいいんでしょ被れば。

「おぉ~可愛いじゃん。」
「正気かお前。」

「足は?」

足って何だよ、え、この長いタイツみたいやつ?と~
これなんだっけ、峰不二子がつけてそうなガーター?ガードル?
みたいなやつ。なんか、エロイやつ。もうよくわかんない。

「これどうやってつけんの?」
「どうやってつけるんだろう?」

お前もわかんないのかよ!

えーと、これ絶対領域とかいうやつだよね?
太腿のあたりまで伸びる靴下みたいなタイツと、
それを固定する為の紐みたいなガーター的な。

紐の先に引っ掛けるような挟むような部分がある感じ?
もしかしてここでタイツを固定するんじゃないの?
と色々試してみたけどダメだ、全然固定されない。
引っ掛けられそうなんだけど全然引っ掛からない。

これはいよいよ本気で着け方わかんねぇぞ。

僕が心折れそうになった時、サトルが何かを閃いた。
その時点で僕は嫌な予感だと本能で察した。
もうどうとでもなれ。

「ちょっとパンツ脱いで。」
「この格好でノーパンになれと?」

「早くしろよ。」

まぁ高圧的ですこと。今更だけど、お前ただの変態じゃないか。
でもこの服にトランクスは確かに相応しくないかもしれない。
裾からちょっと見えてるしさ、わからんでもないよ。
もうどうとでもなれ。

ノーパンのままタイツの固定と格闘すること数十分。
着眼点は悪くないと思うのだが
何かが間違ってるのだろう、全く引っ掛からない。
そしてどこが間違ってるのかも誰もわからない。
再び僕の心が折れそうになった時、再びサトルが閃いた。

「足はいっか!しょうがない!」
「脛毛生えまくってるけど。」

「剃ればいいんじゃね?夏だし大丈夫じゃね?」
「絶対に嫌だ。」

夏なら大丈夫とか意味わかんねぇよ、ハーパン穿けねぇだろ。
絶対嫌だよ?いくら僕でもだ、家の中だけで済まされる範囲
までしか許容しないよ?出来ないよ?
つる足は他人に見られたら絶対おかしいと思われるだろ。

「えぇ~折角ここまでやったのに~いいじゃん剃ってよ~」
「ひとっつも良くない、絶対嫌だ。」

「つるつるの足見たいなぁ、トヨなら絶対いいと思うんだけどなぁ。」
「じゃあお前が剃ってコレ着ろよ。」

僕らこれで喧嘩寸前までなりました。
毎度のことだが本当にアホらしいことでよく揉めるね。
いつになったら大人になるの僕達。

あーもうわかった、わかった!うっさい!
だったらもう、無理矢理剃られるくらいなら
ネットでタイツの固定方法調べてやるから。
こうなったら意地でも装備してやろうじゃねぇか。

というわけでメイド装備のままパソコンの前でカタカタ。
想像するだけで涙出そうだ、着替えてる途中で既に
鏡の前でちょっと死にたくなったからね。

なんかもう、色々と残念過ぎて。可愛く生まれたかったな。

テーマ:いろんなことがあるもんさ - ジャンル:恋愛

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