僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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勝負
連日の海とプールで只今絶賛日焼中。

初日で死にそうな目に遭いトラウマも
少々お持ち帰りしてしまったけれども
時間を見つけては懲りずに通ってる。

怖い目には遭ったけどさ、その帰り道
2人で水着のままチャリ乗って帰って
海沿い川沿いの夕日がさ、凄く気持ち良くて。

あぁ~俺ら仲良いなぁ、幸せってこういうことなんだな。
毎年こうやって2人で遊べたら、楽しいだろうなぁ。
何も怖くないし何も淋しくない、不安なんて何も無い。
全てを手に入れたような充実感。

帰り道の日焼けした彼の背中を見て
そんなことを思ったりして。
この背中いいな、好きだな、触りたい。
負けず嫌いな奴だから、チャリで先頭じゃないと
気が済まないのかずっと僕の先を行く。

ずっとずっとこれが続いて欲しいな。
今なら想像出来るもんね、漠然とだけど
2人で歳を取っていく生活の情景が、リアルに。

彼はもっと単純に日焼けしたいのと
クソ暑い外で昼間から呑むキンキンに冷えたビールと
僕の弁当が美味いっていう目的だけっぽいけど。
外呑みも昼呑みも大好きだもんね。

2日目の海は浮き輪(1050円)と
足踏み式ポンプ(198円)も新調した。
勿論、無理して泳がず水の中で涼むだけ。

途中で飽きた僕は浅瀬を泳ぐ小さな魚と遊ぼうとした。
でも全然捕まえられない、やっぱり道具が無いとダメか。
それからサトルも加わり、あまりにも捕れなさ過ぎるので
サトルは全く動かない貝を拾い始めた。
恐らくアサリかシジミだろう、砂浜の至る所に生息していた。

バケツなんて気の利いた物は持ってきていなかった。
食べるつもりも無い、最初から帰りにリリースする前提。
いいねぇ、こんな大都会の片隅で自然と戯れられるとは。

貝拾いに夢中になってる酔っ払ったサトルは
「貝を集める場所を作って」とまたもや僕をコキ使う。
こいつは本当にいつでもお姫様気分だ。
そして僕のことは従者か何かだと思ってんだ。

波打ち際から少し上の砂浜に素手で
そこそこ大きな穴を掘ってあげた。
波打ち際からそんなに離れてない位置なので
海水も少し溜まってる。
放置しておいても潮が満ちれば自然に海へ還せる。

「ほら、ここに貝貯めておけば。」
「おぉ~いいねぇ♪貝の水族館作ろうぜ!」

えっ?水族館?水槽じゃなくて?
しかもさとぴぃノリノリです。もう誰も彼を止められない。
物凄い勢いで貝を拾いまくってる。
なんか無邪気で可愛いなぁ。よし、僕も集めてみようかな。

サトルは手当たり次第に貝を拾っていたので
大きさもまちまち。かなり小さいのも多かった。
一方僕は大物しか狙わず、砂をほじくっては
5cmクラスの大物を探して集めていた。

そのうちサトルが獲物に点数を付け始めた。

「小さいのは10点、デカいのは30点!」
「どっちが勝つか勝負すんの?」

「うん。負けた方が今日晩飯作るの。」
「よし、完膚なきまでに負かしてやる。」

この時点で僕の負けは明らか。
しかし今更数で勝負しても勝ち目無いしなぁ~
何か起死回生のいい手は無いものか。

と、大物の貝を探していたら偶然小さな蟹を発見。
思わず素手で捕獲、まさかの成功。
蟹って案外逃げないもんなんだね、
真っ先に威嚇してきやがったぞ。
喧嘩買うならせめて相手の大きさ考えてからにしようね。

「ねぇサトル、貝以外のヤツはダメ?」
「何?」

「魚とか、蟹とか。」
「OK!じゃあ、蟹100点、小さい魚500点。」

「沖で跳ねてるアジっぽい魚は1000点ね。」
「じゃあ浜辺にいる鳩は5000点。カモメっぽいヤツ1万点。」

素手で捕れるかそんなもん。
因みにアジっぽい魚には初日に浮き輪を潰され
2人纏めて溺れそうになるという、因縁浅からぬ関係。
捕まえたいのは山々だけども強敵過ぎる。

そんなこんなで夕食を賭けた勝負が始まってしまった。
蟹100点かぁ、それならイケるかもしれない。
僕は狙いを大物貝から蟹に的を絞って
浜辺の端から端まで波打ち際を散策開始。
この距離およそ200mぐらい。

狙ってはみたものの、そんな沢山いるもんかいな?と
半信半疑ではあった。ところがいるもんだねぇ、蟹さん。
浜の端の岩陰がある所にわんさかいましたよ。
最終的に僕、蟹15匹にヤドカリ1匹ゲットで見事勝利。

サトル命名“蟹とアサリの水族館”に
小さな海のお友達をしこたま貯め込み
サトルはとってもご満悦。
そして陽が傾き潮が満ちてきてリリース。

「蟹さんさようなら~」
「さようなら~」

「また遊ぼうね~」
「ヤダ~」

「なんでトヨが返事するの。」

いや、なんとなく。
てかさ、「蟹さん」とか普通に言っちゃってんの~
そんで海に向かって手振ってんの~
何ソレ?ちょー可愛いんですけど。

気付けば蟹捕りに夢中になりすぎて背中真っ黒。
痛し痒しで2人共上手く眠れず、
互いに背中を掻き合い薄皮を剥き合う夜が続く。

どうせ掻き合うなら違う所がいいね、剥けないけど。

テーマ:日記 - ジャンル:恋愛

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コメント閲覧

やばいっ。二人がちょー可愛いんですけどw
【2010/08/09 19:59】 URL | なよ #3SDog/2w [ 編集]


微笑ましすぎるのですが!!情景がありありと目に浮かびました。
末永くこのままでいれそうですね!
【2010/08/09 21:34】 URL | 薫 #- [ 編集]


こんばんは(o^o^o)

サトルくんがいちいち可愛すぎる!!

女子がやると『計算か?』なんて思いがちだけど、男の子がやると可愛いんだなぁ~…

それにしても、お家の近くに海があるなんて羨ましいです☆
【2010/08/09 23:37】 URL | ちさ #- [ 編集]

いいな☆
toyoさんお久しぶりです
いやぁーいいですね
いいなぁ、しか出てこないです
こんなほのぼのした感じ、読んでて安心します(笑)

毎日のように一緒にいても飽きる事無く、2人で楽しみを見つけるって実は難しいのに。。
良い意味で熟年夫婦みたいですね

【2010/08/12 09:21】 URL | みつ #- [ 編集]


やってることが無邪気な小学生みたいで可愛過ぎる(笑)

リリースや波うち際辺りに穴を掘るところは、さすがtoyoさん!
ちょっとしたところの心遣いが出来るあたりがイイと思います!

歳を取るにつれてなかなか無邪気に遊べる機会は減ってくる様な気がするので、読んでて何だかほっこり致しました(^皿^)

夏バテ等に気を付けてくださいね。
【2010/08/12 18:42】 URL | あくる #9L.cY0cg [ 編集]

>なよさん
なよさんこんばんは。
子供みたいですよね。
【2010/08/18 00:50】 URL | toyo #- [ 編集]

>薫さん
薫さんこんばんは。
情景浮かびましたか?それは何より。
文章でいつも気にしていることなので良かったです。
【2010/08/18 00:51】 URL | toyo #- [ 編集]

>ちささん
ちささんこんばんは。
男でも計算かもしれませんよ~
そう思っててもやっぱり騙されますけどネ。
今住んでる所、お陰でとても気に入っています。
【2010/08/18 00:52】 URL | toyo #- [ 編集]

>みつさん
みつさんこんばんは。
実は難しいけど実は簡単、だったりしませんかね。
そうしようと意識してそうなったわけではなく
自然に気付いたらいつの間にかそうなってた感じなので。
相性とか運とか色々しっくり来たんでしょうね~
こんなに仲良くなれるとは思ってなかったですけど。
【2010/08/18 00:53】 URL | toyo #- [ 編集]

>あくるさん
あくるさんこんばんは。
何でもすぐに勿体無いと思ってしまう貧乏性と
無益な殺生を好まない性質は祖母の教えの影響でしょう。
どんなに小さな生き物にも命はあるのよーとか
全ての生き物に優しくしなさいとかよく言われてました。
ちょっとでもイジメるとすんげぇ怒られたんですよー

ん~多分男同士だけで遊んでたら何の遊びでも
大概こうなってそうな気がしますよ?
歳だけ取って中身大して変わってないと思うし。
【2010/08/18 00:53】 URL | toyo #- [ 編集]

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