僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

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味方
とある夏の明け方。


仕事終わりに職場近くのファミレスに呼ばれ
行ってみたら何故か
ファミレスの外でサトルが僕の知らない誰かと
取っ組み合いの激しい喧嘩を繰り広げていた。

何事かと思い、近くにいたサトルの後輩さんに
「どうしたんですか?」と尋ねたら、
どうやら喧嘩の相手は同じ店で働くホストさんらしい。
職場の人間関係の縺れ、みたいなものだろうか。

そうなると僕はほぼ部外者も同然なわけで、
でもサトルは僕の身内同然だから
殴られているのをただ黙って見ているわけにも、
しかし余計に話が拗れそうな気も。

さて、どうしよう?
こういう時、僕はどうしたら正解なんだろうか。
過ぎた今でも答えは不明のまま。
因みに彼は気だけは強いが腕っ節は決して強くない。

どうして良いのかわからず、その結果
ただボーッと突っ立っていただけになってしまった。
サトルの後輩さん達は皆、サトルを庇ったり
これ以上騒ぎを大きくさせないよう両者を抑え込んだり
全員総出でトラブル処理に取り掛かっていた。

大切な身内がトラブルに巻き込まれているのに
最前列の傍観者に甘んじていただけの僕。
そんな僕の姿を見るに見かねたのだろう、
後輩の中でも最も歳が若い18歳か19歳の
カッコ可愛いイケメン君が僕に一言。

「サトルさんが殴られてるの見てて腹立たないんすか?
 俺なら絶対相手ぶん殴っちゃいますけど。」

心配はあったけど揉め事の理由もよくわかんなかったし、
部外者がしゃしゃり出ていいものかと色々考えてたら
いつの間にか喧嘩が終わってた、て感じだったんだけど。
僕サイドの状況としては。

この時にやっと揉め事の原因を教えてもらって
なるほど~と僕は納得出来たんだけども。
そういう理由だったら僕が加勢しても全然良かったかも。

「理由とか関係無いでしょ、toyoさんソレ、
 ちょっと冷たくないすか?」

えっ?

てかなんでそんな、君が怒ってるの?僕に?
熱い男なんだろうなとは前から予想してたけど
喧嘩の後だからちょっと血が騒いじゃってるのだろうか。
他の後輩さんまで「スイマセン、こいつ熱くなっちゃって~」
とか僕に謝ったりしてる、いや、別に全然いいんだけど。

こんなことの後でも腹は減ってるので
全員しっかり朝飯を食して帰宅。
帰宅後、サトルにこの話をしてみた。
あの可愛い後輩くんがこんなこと言ってたよ的に。
チクるつもりは全くなく、ただ世間話で話しただけ。

「あぁ、言いそう、アイツなら。わかるわかる。」

流石先輩です、可愛がってる後輩の性格は
ちゃんと把握してるらしい。
僕と同年なのに凄いなぁ、こういう時は全然上に感じる。

「アイツ熱いからなぁ、多分トヨと正反対のキャラだよね。」

そうかい?僕、熱くないかい?
自分じゃそんなこともないと思ってるんだけど、
てかクールって柄じゃないよ。
それに熱くなることだってたまにあるし、多分。

「俺は気にしてないけどね、トヨが薄情なの知ってるし。
 アイツもそんな悪気あったわけじゃないと思う。」

えっ?

僕は薄情キャラなのかい?うそ、薄情?
ちょっと待て、お前ついこの前に俺のこと
「優しい」とか言ってなかったっけ、言ったよね。
優しくて薄情とかそれどんな2重人格?

「AB型ってそういうもんじゃないの?」

4種類しかない血液型で何億といる人間の性格なんか
分類出来るワケないだろ、あんなのアテになるもんか。
絶対テキトーなデタラメに決まってる、と思うんだけど。
まさかお前も本気で信じてるんじゃないよなー

それから数日が過ぎ、可愛い後輩くんからも
「あの時はスミマセンデシタ」的な謝罪までされて
僕は謝られるつもりなんて全く無かったのに。
てか謝らなくてもいいのに、気にしてないし。

気にしてないは半分嘘か。
後輩くんのことは全く気にしてないけども
あの時どうすれば良かったのか、
もしまたあのような状況に出遭ったら
僕はどうするべきなのか、どうするのか?

今日までずっと気になってる。
サトルに薄情者だと認識されていたことも気になってる。
そもそもそんなヘタレ男が彼氏でいいのかよ、
そのうち呆れられてポイされんのかな。

あの時、揉め事を目の当りにして
加勢しようとか彼を守ろうとか助けようとか
真っ先に意識出来なかった自分。
正直どうかと思う。

どうしたんだろう?何があったんだろう?
僕の中にはそれしかなかった。
薄情というより男らしくない、自分でそう感じた。

そんなの前から知ってたけどさ、
軽く嫌気が差すね、自己嫌悪だ。
そして全てを諦める妥協スイッチが入る展開。
我ながら見損なえる軟弱ぶり。

喧嘩を怖いとは思ってなかったんだけど、
どうも他人と戦うとか勝つとか、そういう意識が
僕は極端に低いか薄いんじゃないかと思う。
争いを好まない上に戦い方も知らないような。

それでサトルがまた言ったんだ。
僕の優しさは強い人の優しさじゃなくて
弱い人の優しさだと。優柔不断とかそういう意味で。

強い人の優しさでパッと思い浮かんだのが
某鬼嫁の夫プロレスラー、佐々〇健介氏だったりして。
身体も強くて心も強くて、強いからこそ
他人に思いやりを持てるし無暗に力を振るわない、とか。

強い精神は強い肉体にこそ宿るとはよく言ったもんだなー
何かの格闘技で言ってた気がするけど。
確かに僕のそれとは全然質が違う。

僕のはもっと、怠け者。面倒臭がりが前面に出まくってる。
要は相手に逆らって怒らせるよりホイホイ言う事聞いてた方が
こちらの消耗が少ないので楽だろって考えから生まれた
優しさなんだろう、だから戦うとか守るとか考えられない。
出来ることはするけど挑戦はしない。

サトルは僕より先にそれを見抜いてた。
けど気にしてないよって。
そんな奴でもいいってことなんだろうか。
段々心配になってきた。自分の今後が。
結局我が身が一番、しか考えられないのか。

サトルだったらどうかな、アイツなら、うーん
喧嘩は決して強くはないけど、気だけは強いからなぁ~
日本政府公認の最強組織にしてオフィシャルYAKUZA
ジャパニーズポリスに喧嘩売ってたぐらいの
気の強さだもんなぁ、無駄なのに。

アイツならきっと、もしかしたら、
何も考えずに寧ろ考えるより先に身体が動いて
僕の味方をしてくれるかもしれない、かも。
もし揉め事の発端で僕に非があったとしても。

僕には味方がいるのに、君にはいないなんておかしいよね。

テーマ:どうしたらいいの? - ジャンル:恋愛

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