FC2ブログ
僕を埋め尽くす秘密
バイでリバの♂が恋愛仕事人生等に悩みながらも真面目に生きてるよ

03 │2019/04│ 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

新記事

全記事

全タイトルを表示

月別記事

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

TOP
お遊戯
小学校6年生の時の話。


卒業生と在校生との交流会のようなものがあった。
在校生は歌を、卒業生は何故かクラスごとに劇を
披露する羽目になった。

僕のクラスの演目は「人魚姫」。
メインキャストの人魚姫、王子、魔女等の役は
全て女子で固められ、ていうか台詞のある役や
人間の役は全部女子。監督も脚本も女子。

そんな中で僕と君に与えられた配役は

わかめ。

海の場面で舞台の隅で、緑色に塗られた紙を
割り箸に挿してたまに揺れるだけ。至ってシンプル。

僕は「台詞が無くて楽な役」を希望して、
君は「俺もトヨと一緒がいい」と希望してこうなった。

劇の最中、君が僕の隣で小声で
「これ、楽しいか?」と呟いた。
僕は「あんまり」と真顔で答えた。
それが君のツボだったらしく、君は暫く
肩を小刻みに震わせて笑いを堪えていた。

原作のストーリーは実は僕もそんなに覚えていないけど、

“船で難破した王子を人魚姫が助けて、
 魔女と取引をして声と引き換えに足を手に入れて
 王子に会いに行って最後は泡になって消える話”

だと思ってた。

しかし脚本担当の女子の勘違いなのかボケなのか、
王子が船の上から人魚姫をナンパしていた。
恐らく難破=ナンパの間違いだと思うけど、
誰もそこに突っ込みを入れなかった。

皆気付かなかったのか、それとも気付いても
僕のように面倒だと思ってスルーしたのか。
そう言えば君も気付いていなかったね、確か。

体育館の舞台の隅で、2人で並んでたまに揺れるわかめ。
子供心に「何でこんなことしなきゃならないんだ」と
物凄い理不尽を感じたのは覚えてる。

この劇から暫くの間、僕と君は女子から
「わかめ1号2号」と呼ばれる羽目になった。
中学進学と共にまた「トヨタク」に戻った。
因みにどっちが1号2号なのかはわからない。

食卓にわかめが出る度に、たまに2人で思い出す。
微妙な思い出の一つ。

テーマ:男同士の恋愛 - ジャンル:恋愛

TOP
コメント閲覧
TOP

非公開コメントは受け付けておりませぬ















TOP

検索

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。